ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

カルディで「台湾式おにぎり(飯糰)」を発見!

Photo by muccinpurin

小籠包にトウジャン、ルーローハンなど、魅力的なグルメで溢れる台湾。そのどれもが庶民的で親しみやすく、日本人からも愛されています。

本記事でご紹介するのは、台湾式おにぎり。飯糰(ファントゥアン)と呼ばれるおにぎりは、もち米をベースにしていて、日本のおにぎりとはちょっと違うようで……。

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原材料は、もち米、黒米、玉子焼き、刻み高菜、たくあん、ピーナッツ、五香粉、醤油、砂糖、酒、醸造酢、にんにく、生姜など。

株式会社西友フーズが製造しています。

見た目も形も日本のおにぎりとは違う!

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パッケージから取り出してみると、まるで細長いおはぎのようなおにぎりが登場。幅約5cm、長さ約11cm程度の細長いなまこ形をしています。もち米と黒米をブレンドしているため、淡いあずき色をしていますよ。

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容器ごとラップをかけずに600Wの電子レンジで3分30秒(500Wなら4分10秒)あたためます。レンジから出してすぐはおにぎりそのものがかなり熱くてやわらかいため、そのまま15〜20分ほど置いておきます。

温めてすぐ食べられないのが不便に感じましたが、食事時間を逆算して温めておくと良いでしょう。

ほんのり甘くて素朴な味わい

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カットしてみると、中にはさまざまな具材が。左上から卵焼き、高菜、ピーナッツ、油麩など、日本のおにぎりと違ってさまざまな具材が入っていますね。具材をたっぷりと巻き込む感じからして、どことなく太巻き感もありますね。

黒米を混ぜて炊き込んだもち米は、持つのが大変なほどのやわらかさ。棒状なので持ちやすいのかと思いきや、もち米のやわらかさによってワンハンドでおにぎり、とはいきませんでした。

調べてみると本国台湾ではファストフード的にテイクアウトして食べ歩きできるようなので、若干硬さが違うのかもしれませんね。

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日本のおにぎりの具材といえば、鮭やおかか、めんたいこに梅干しなど塩気の多い食材=ごはんがすすむ系が多い印象ですが、台湾式おにぎりの具材は塩気が控えめで、やさしい味わいのものが多い気がします。唯一塩味が強いものといえば高菜ですが、高菜の量も少しなので、日本のおにぎりを食べ慣れていると、やや物足りない気も……。

とはいえ餅米ゆえの甘さがあり、じっくりと噛んでいるとピーナッツの香ばしさも感じられます。ほんのり八角の香りもするので、八角が苦手な方は気をつけたほうがいいかもしれません。メインとなる油麩の存在感は、個人的にはあまり感じられませんでした。

もち米の甘さ、ピーナッツの香ばしさ、八角の風味が相まって、やさしく素朴な味わいのおにぎりでした。

カルディの店頭と通販で購入可能

「台湾式おにぎり」は、全国のカルディ各店またはカルディのオンラインショップにて購入できます。冷凍アイテムなので保存が効き、餅米を使っているため腹持ちがよく、ランチや軽食、夜食など、さまざまなシーンで活躍してくれそうです。

本場台湾のおにぎりを味わってみて♪

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台湾で愛される、素朴な味わいが魅力の台湾式おにぎり。カルディのものはレンジで温めるだけで手軽に味わえるので、ぜひ手に取って本場の味を体験してみてくださいね。

商品情報

商品名台湾式おにぎり
内容量160g
価格429円(税込)
カロリー1食(160g)あたり314kcal
原産国日本
販売地域全国のカルディ各店またはカルディオンラインショップ
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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