ライター : macaroni_press

豊かな人生のために「学び」「体験」「出会い」の場を。ダイナースクラブ カルチャーラボ

「食」を楽しむレストランウィークや、「文化」を感じる寺院の特別拝観など多彩なイベントやサービスを提供しているダイナースクラブが、2022年春より会員向けに「ダイナースクラブ カルチャーラボ」を開講。

「人生100年時代」といわれている昨今、これからの人生を豊かに生きるための「学び」「体験」「出会い」の場として開講されたカルチャーラボでは、その道を究めた一流の講師による講演や、普段は入ることのできない大使館でのイベントなど、通常では経験できない学びを体験することができます。

今回、ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジで開催された日本茶の講座に招待いただき、自宅でも挑戦できるおいしいお茶の淹れ方を学んできました。

上質で品のある空間。銀座プレミアムラウンジ

講座の会場となったダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジは、銀座の中心部に位置し、厳選されたコーヒー、季節ごとのお菓子なども用意されたこだわりの空間です。首都圏で常設の直営ラウンジを持つのは、カード会社でダイナースクラブが唯一なのだそう。
もともと音楽ホールとして設計されており、約6メートルある天井高が特徴で開放的。アートや生花の他に、ラウンジに置かれたソファはカッシーナ・イクスシーのものを取り揃えるなど、上質で品のある空間です。

電源付きのカウンター席もあり、プライベートカフェのような感覚で利用できるため、ビジネスの合間に利用される方も多いのだとか。

日本茶伝道師 ブレケル・オスカルさんに学ぶ 「日本茶の魅力」

今回参加した講座は全2回制。第1回は、自宅でも挑戦できるおいしいお茶の淹れ方を学べ、第2回はレストランに会場を移し、熟成茶の魅力についてのお話と講師おすすめの抹茶のテリーヌが評判のフレンチレストラン「タワシタ」とのコラボ企画を楽しめます。
講師は、スウェーデン出身の日本茶伝道師 ブレケル・オスカル氏。18歳で日本茶に魅了され、日本茶の専門家を志し、外国人として初めて手揉み茶の教師補の資格を取得。2014年に「日本茶インストラクター」の資格も取得しTVやラジオでも活躍されています。

講座でいただくお茶はブレケル氏が立ち上げたシングルオリジンを中心とした日本茶ブランド「SENCHAISM」のもの。詳細はブレケル氏の公式ホームページから確認できますよ。

LOVE AT FIRST SIP (香駿)

ウェルカムティーでいただいた「LOVE AT FIRST SIP(香駿)」の冷茶。フローラルな香りの余韻がいつまでも心地よく続き、シナモンのような香りと甘さが広がります。ワイングラスで飲むことで、香りがよく立ち上がり、エレガントな雰囲気も演出されています。

冷茶の作り方は驚くほど簡単で、初心者の方にもおすすめ。茶漉付きの冷茶ボトルに茶葉を入れ、水を注ぎ6~8時間置いておくだけでおいしい水出し茶が完成します。

完成したお茶は、ワインのデキャンタなどに全て注ぎきるのがおすすめだそう。冷茶ボトルから注いでももちろん楽しめますが、冷茶ボトルから注ぐと茶殻が残っているので、残ったお茶は少しずつ苦くなってしまうのだとか。常に冷たい状態で保管し、24時間以内に飲みきりましょう。

SUMMER BREEZE 山峡

続いては、「SUMMER BREEZE 山峡」を氷水だしでいただきました。天然玉露とも呼ばれるうま味が豊かな「SUMMER BREEZE 山峡」は、氷を使った冷茶にすると青々しい香味になります。丁寧に淹れたひんやりとした山峡を口にした瞬間、暑い夏の日にメロンを味わうときのような爽快な気分に。とても爽やかな味わいです。氷水だしはカテキンが出にくく、うま味・甘みを最大限に引き出した日本茶の最も贅沢な味わい方のひとつなのだとか。
また、底が平たい形の急須を使うことで、茶葉が重なることなく均質に水に浸すことができます。宝石のようにキラキラ光る茶葉を見つめながら、お茶が仕上がるのを待つ時間も楽しめましたよ。

IN BLOOM 有機栽培品種 香駿

オーガニックの煎茶「IN BLOOM 有機栽培品種 香駿」と北欧の焼き菓子「サワードウカルダモンロール」。抜き出るフローラルな香りが唯一無二の味わいを醸し出し、煎を重ねるごとに存在感を高めていきます。二煎目以降は温度を少しずつ上げ、苦渋みが出過ぎないように淹れる時間を短めに。軽やかで甘い香り、あっさり感のある煎茶がカルダモンロールととてもよく合いました。
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