ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

冷たくても伸びる!? カルディで話題のチーズを入手!

Photo by muccinpurin

価格 :1,112円(税込)
“チーズは熱を加えると溶けるもの” という概念が覆る珍しいチーズを発見しました。その名も「カンコワイヨット」。聴きなれないネーミングのチーズですが、カルディで発売されて以来、そのおいしさと冷たいままでもとろ〜り流れるようなやわらかさも相まって、ちょっぴり話題のチーズなんですよ。

料理の材料としてだけでなく、おつまみとしてもパーティーシーズンに欠かせないチーズ。おもてなしにもおすすめのカンコワイヨットをレビューします。

フランスの伝統的なチーズ「カンコワイヨット」とは?

カンコワイヨットとは、フランスのフランシュ・コンテ地方に伝わる伝統的なチーズ。牛の生乳から生クリームを取り出したあと、残った脱脂乳を調整してやわらかなチーズ状に加工して作られます。冷たいままでもとろりとしたやわらかさが特徴です。

原産国はフランス。価格は千円以上のプチ贅沢品

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原材料は、脱脂乳、バター、食塩、乳化剤のみ。原産国のフランスから空輸されてくるため、気圧の変化で容器に大きな凹みができてしまうこともあるそうですが、品質には問題ないのだそうです。

カルディではチーズなどが並ぶ冷蔵コーナーに並べられ、オリジナルのほかにトリュフ風味も販売されていましたよ。

ちなみに1パックに250g入って1,112円と輸入チーズにしてもなかなかいいお値段。いつもの食卓に並べるにはちょっとお高めですが、おもてなしという理由をつけて買うチャンスですよ!

冷たいのに、とろ〜りやわらかな質感!

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チーズは、熱を加えると溶けてやわらかくなる性質があります。逆に言えば冷たくなると固まり、できたてのときのようなとろ〜り感が味わえなくて残念なことも……。

カンコワイヨットは冷蔵庫から出したばかりでもご覧の通りとろ〜りなめらか。サラサラと流れるほどのやわらかさはありませんが、冷たいままでこのやわらかさは新感覚です。

味はかなりフレッシュですが、香りはかなり強め。チーズで例えるならカマンベールのようなややクセのある香りが、筆者的にはかなり好みでした。

カンコワイヨットはこう食べる!アレンジ2選

1. パンに塗ってチーズトースト風

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まずはチーズと切っても切れない存在、トーストにオン。スライスチーズやピザ用チーズはトースターで焼かないと溶けないことを考えると、冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態でこのやわらかさは、使い勝手抜群です。

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カンコワイヨットのすごいところは、いつまでも同じ状態であること。

通常チーズは冷えると固まるので、なるべくあたたかいうちに食べるのが理想ですが、いつでも同じやわらかさのカンコワイヨットは、長い時間かけて楽しむパーティー料理などにうってつけ。オードブルのパンにぬっても、最後までやわらかくおいしい状態がキープできます。

2. 温野菜のソースとして

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チーズフォンデュでも証明されているように、温野菜とチーズの相性はいわずもがな。今回はふかしたさつまいもにカンコワイヨットをかけてみましたよ。

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かなり粘りが強いので、チーズフォンデュのように食材をディップするよりは、かけて使う方が無難。カンコワイヨットに食材をディップすると、食材が埋もれて救出が大変になります(筆者確認済み)。

カンコワイヨットの塩気が野菜に絡み合い、実においしくいただけました。そのほか蒸した魚やローストビーフ、ステーキなどとも相性がよいのだそうで、とにかくありとあらゆる食材にそのままかけて使える、万能アイテムということがわかりました。
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