ライター : あき

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業務スーパーの豚肉はコスパよし!買うべき商品は……?

Photo by yuri

家計の味方として大人気の「業務スーパー」。冷凍食品や輸入食品が人気ですが、実はお肉類が充実しているのをご存じでしょうか?牛肉や豚肉、鶏肉など種類が豊富にそろっており、店舗によっては冷凍だけでなくチルドでも販売されているんです。

そこで本記事では、業務スーパーで販売されている肉類のなかからおすすめの豚肉ご紹介。コスパのよい商品を5点ピックアップしました。おすすめの食べ方もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ふんわりやわらか「国産豚ローススライス」

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100gあたり208円(税込) ※2025年4月の情報です
「国産豚ローススライス」は、チルドコーナーの豚肉のなかで特に人気が高い商品です。赤身と脂身のバランスがよく、ロースならではのやわらかな肉質で、幅広く活用できるのが特徴。炒め物や肉巻き、しゃぶしゃぶなどの料理に適しています。

業務スーパーの豚ローススライスは、国産と海外産があります。本記事では国産を購入しましたが、価格は100gあたり208円でした。全国のネットスーパーを見ると、国産豚ローススライスの相場は100g220~250円程度なのでお買い得ですね。

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購入した「豚ローススライス」は、ほどよい厚みで生姜焼きにぴったり!スライスが厚すぎると噛むのが大変ですが、本商品はほどよいボリューム感で食べやすく、簡単に噛み切れるやわらかさです。

ふんわりとした食感なので、しゃぶしゃぶや冷しゃぶサラダにしてもおいしそう。豚こまや切り落としをグレードアップさせたいときに、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
商品名国産豚ローススライス
原産国日本
100gあたりの価格208円

2. 炒め物にぴったりな「国産豚もも切り落とし」

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100gあたり138円(税込) ※2025年4月の情報です
安くておいしいお肉の代表選手といえば「国産豚もも切り落とし」。同じく安価な豚肉には「こま切れ肉」もありますが、筆者の近隣店舗を何軒か覗いたところ見つけられませんでした。

いろいろな部位の寄せ集めで厚みや大きさがバラバラなこま切れに対し、切り落とし肉は同じ部位のお肉を集めたものだそう。業務スーパーの切り落としは、モモや肩肉が使われています。

なお、2025年4月時点で100gあたりの価格は138円です。以前より少し値上がりしたものの、一般的な相場は120~170円なので、底値に近い値段で購入できますよ。

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やわらかい部位のもも薄切り肉は、「小松菜とたまごの炒めもの」にアレンジ。油をひいたフライパンでふんわりと卵を炒めたら、一度取り出しておきましょう。豚肉と小松菜を炒めて鶏ガラだしや塩こしょうで味をつけ、卵を戻せば完成です。

店舗によってスライスの厚みに差はあると思いますが、近隣の業務スーパーのものは1~2mm程度とかなり薄くスライスされていました。火の通りも早いので、炒めものだけでなくしゃぶしゃぶにするのも良さそうですね。
商品名国産豚もも切り落とし
原産国日本
100gあたりの価格138円

3. 使い勝手バツグン!「国産豚切り落とし(冷凍)」

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価格:610.2円(税込)
冷凍コーナーで買える豚肉でおすすめなのが、「国産豚切り落とし」です。詳しい生産地は不明ですが、国内で育てた豚を新潟の「佐藤食肉」が直接買い付けて加工。生産ラインの効率化を図ることで低価格を実現しています。

500g入りで税込610円なので、100gあたりの価格は122円です。最近の国内産豚切り落としの相場は特価品を除くと130~180円ぐらいなので、かなりお得感があります。

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開封すると、凍った豚肉が予想以上にどっさり出てきました。カチカチに凍っていますが、手で触るとホロッと崩れるので必要なぶんだけ使えます。賞味期限は購入日より11ヶ月先でしたので、小分けして冷凍しておくのもおすすめです。

どこの部位の切り落としかはわかりませんが、赤味の部分が多めなのでもも肉でしょうか。大きさはバラバラですが、厚みが均一なので使い勝手がよさそうです。

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パッケージの裏面を見ると、おすすめの料理は「豚肉と白菜の重ね煮」や「野菜炒め」とのこと。厚みといい大きさといい炒め物にぴったりなので、キャベツとピーマンを合わせてホイコーロー風にパパッと炒めてみました。

やわらかい歯ごたえに豚肉の旨味がしっかり感じられて、言われなければ冷凍ものとはわからないかも。脂身の割合もちょうどよく、万人に好まれる品質だと感じました。

ただ炒めるだけでもおいしいので、冷蔵庫に何もないときの救世主としてストックしておきたいですね。
商品名国産豚切り落とし(冷凍)
内容量500g
原産国日本
税込価格610.2円
100gあたりの価格122.04円

4. スーパーより安い「国産豚バラスライス(冷凍)」

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価格:814.32円(税込)
豚バラ肉が好きな人は、冷凍の「国産豚バラスライス」をチェックしてみましょう。こちらも冷凍の切り落としと同じく、新潟の食肉加工会社で加工されたもの。国産の豚バラ肉がたっぷり500g入っており、賞味期限は購入日から10ヶ月後です。

近年は国産豚バラ肉の価格が上昇傾向にあり、一般的なスーパーでは100gあたり250~280円ほど。本商品は100gあたり162円なので、圧倒的な安さですね。

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なかには、スライスされた豚バラ肉が折りたたまれて入っていました。ひとかたまりになって冷凍されていますが、手でそっと崩すときれいに小分けできました。一度に食べきれなさそうなときは、半分ぐらいに分けて冷凍しておきましょう。

スライスの厚みは最大2mmほどでかなり薄めです。食べやすい厚みではあるものの、ボリューミーな豚バラ肉が好きな人は物足りなさを感じるかもしれません。

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薄くて火の通りが早そうな豚バラ肉は、手早く作れる「ねぎ塩豚丼」にアレンジしてみました。半分の大きさにカットした豚バラ肉をフライパンで炒め、チューブにんにく・鶏ガラだし・ブラックペッパーで味付けしてできあがり。ごま油を使うと風味がアップします。

スライスが薄いせいか、炒めている間に途切れる部分も出てきたので、カットは不要だったかもしれません。サッと炒めるとやわらかく仕上がり、臭みもないのでおいしくいただけました。

長いまま冷凍されているので、肉巻き料理にも重宝しそうですね。
商品名国産豚バラスライス
内容量500g
原産国日本
税込価格814.32円
100gあたりの価格162.86円

5. カット済みで便利な「豚切り落とし (冷凍)」

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価格:439.56円(税込)
コスパ重視で切り落とし肉を選びたい人には、本商品がおすすめです。スペイン産の豚肉を国内の工場で加工した「豚切り落とし」は、400g入りで税込439円。100gあたり109円の高コスパで、家計を節約したい人にもってこいです。

切り落としとはあるものの、パッケージにどこの部位が使われているかの記載はありません。見た目もこま切れやバラ肉に近い印象。冷凍時は肉がくっついていますが、手で簡単にはがせるので使いやすさは上々です。

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豚切り落としを「ピーマンと筍の炒めもの」にアレンジしてみました。ごま油を敷いたフライパンでにんにくと生姜を炒め、解凍した豚肉とピーマン、筍を加えます。オイスターソース・しょうゆ・塩こしょうで味を整えれば完成です。

海外産の冷凍肉は臭みがあるのでは……と気になりましたが、クセのない味わいで肉の旨味も感じられます。あらかじめカットされているので調理がしやすく、食べやすいのも嬉しいポイント。厚みは2mmほどで食べごたえも満足ですよ。
商品名豚切り落とし(冷凍)
内容量400g
原産国スペイン
税込価格439.56円
100gあたりの価格109.89円
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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