ライター : yuri

フードコーディネーター/フードスペシャリスト/食品表示検定2級

業務スーパーの豚肉は相場より安い?

Photo by yuri

業務スーパーでは、牛肉や豚肉、鶏肉など種類や部位も豊富にそろっており、店舗によっては冷凍だけでなくチルドでも販売されています。

この記事では、おすすめの豚肉5種類をピックアップし、価格や味わいについてご紹介。おすすめの食べ方もぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 国産豚もも切り落とし

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100gあたり135円(税込)
「国産豚もも切り落とし」は国内産で、部位はもも肉です。筆者の近隣の店舗では、いろいろな部位が入っている ”こま切れ肉” の販売はなく、薄切りの豚肉では、もも肉かバラ肉の2種類の販売でした。内容量は300g前後でパックされており、使い切りやすい分量なのは嬉しいポイント。

価格をほかのお店と比較してみると、100gあたり170〜210円前後のものが多かったのですが、業務スーパーでは、100gあたり135円(税込)なので、とってもお買い得!すべて同じ国内産のものと比較してもこの値段なので、業務スーパーのコスパの良さが分かります。

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やわらかい部位のもも薄切り肉は、「小松菜とたまごの炒めもの」にアレンジ。油をひいたフライパンでふんわりと卵を炒めます。一度取り出しておき、豚肉と小松菜炒めて鶏ガラだしや塩こしょうで味をつけ、玉子を戻せば完成です。

気になる味わいは、食感もやわらかく臭みもないのでおいしく食べられます。店舗によってスライスの厚みに差はあると思いますが、近隣の業務スーパーのものは1~2mm程度とかなり薄くスライスされていました。

火の通りも早いので、炒めものだけでなくしゃぶしゃぶにするのも良さそうですね。

商品情報

内容量:286g
産地:国産
価格:385円(税込)、100gあたり135円(税込)

2. 豚バラ切り落とし

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100gあたり138円(税込)
豚バラ切り落としの産地はフランス産で、部位はバラ肉です。こちらも豚ももきり落としと同様で内容量は300g前後でパックされており、使い切りやすい分量です。

同じスペイン産バラ肉の商品で、価格をほかのお店で見てみると、100gあたり145円〜170円(税込)でした。

業務スーパーでは、100gあたり135円(税込)なので、100gあたり10円以上の差があり、こちらもかなりお買い得です。コスパが良いのは冷凍食品だけではないんですね。

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脂身の多い豚バラ肉は、スタミナメニューの「ねぎ塩豚丼」へアレンジ。フライパンで豚肉を炒め、みじん切りした長ネギをたっぷり加えます。鶏ガラだしやブラックペッパー、レモン果汁、ごま油を加えて味を整えれば完成です。

気になる豚バラ肉は、濃厚な脂を感じるジューシーな味わい。臭みもなくおいしく食べられましたよ。

店舗によってスライスの厚みに差はあると思いますが、近隣の業務スーパーのものは1~2mm程度とかなり薄く、ふんわりとした食感になるようスライスされていました。

細切れになっておらず横に長いスライスだったので、野菜の肉巻きや鍋にも良さそうです。

商品情報

内容量:290g
産地:スペイン産
価格:400円(税込)、100gあたり138円(税込)

3. 豚切り落とし (冷凍)

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389円(税込)
チルドは高コスパでしたが、冷凍で販売されている豚肉も見ていきましょう!

冷凍の豚肉切り落としの産地はスペインで、「切り落とし肉」と記載がありますがどこの部位かの指定はされていないようです。内容量は400gで、ストックしておくには十分な量!

スーパーには、冷凍で販売されている豚肉切り落とし肉は確認できませんでしたが、部位の記載がないのでチルドの豚こま切れ肉と価格を比較してみました。

外国産の商品がないので国産のものを見てみると、100gあたり148〜171円(税込)でした。業務スーパーの商品は、100gあたり98円(税込)なので、圧倒的な安さです。

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食べやすい大きさにカットしてある切り落とし肉は「ピーマンと筍の炒めもの」へアレンジ。ごま油を敷いたフライパンでにんにくと生姜を炒め、解凍した豚肉とピーマン、筍を加えます。オイスターソースやしょうゆ、塩こしょうで味を整えれば完成です。

実際に食べてみると、ほどよいやわらかさでジューシー!こちらも臭みはなく、肉の旨みをしっかりと感じました。厚みは2mm程度で、ひとくちサイズになっているため、カットする手間もなく、そのまま解凍して使うことができます。

肉同士がくっつかずに使う分だけ取り出すことができ、とても便利です!
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