ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

食パン業界の革命児「乃が美」が生み出した新たな食パン

Photo by akiharahetta

2022年7月1日、高級生食パン乃が美から新商品「黒山乃が美」が発売されました。乃が美は、耳までおいしく食べられる究極の食パンで有名なブランド。腰折れギリギリのやわらかさに挑戦し、食パン業界に革命をもたらしました。

そんな乃が美から新たに登場したのが、黒い山型食パン「黒山乃が美」。9年前の創業時から、構想を練り上げてたどり着いた革新的なパンなのだそうですよ。

食パンのタブーにチャレンジ「黒山乃が美」

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レギュラー2斤:972円(税込)
トップはこんもりとした山型で、ずっしり重たい「黒山乃が美」。通常の生食パンとは、形も色も違うため、パッと見ただけでは、乃が美のパンとはわかりませんよね。

食パンにおいてタブーとされる “焦がし” にあえて挑んだという本品。職人さんたちが技を集結させ、おいしく味わえるギリギリの焼き加減に仕上げているのだそう。

独自のおこげ製法。ひと口で三度楽しめる焦げの旨み

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独自のおこげ製法で作られた本品は、ひと口で三度の味わいを楽しめるとのこと。ごはんのおこげや、もんじゃ焼きのおこげ、はたまた玉ねぎのおこげのような旨みがあるというのです。ポイントは以下の3つ!

3つのポイント

  1. 食べた瞬間の香ばしさ
  2. 口の入ったときの生地の甘み
  3. 食べ終わりのコク

焦げのおいしさとは。肝心の味は?

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まずは、そのまま食べて確かめてみましょう。極オーソドックスな5枚切り程度の厚みにカット。何も付けずにいただきます。

もっちりした生地は水分多めで、手でさくと、糸を引くように割れます。通常の生食パンに比べ、キメが粗めなのはフタをしない山食ならでは。噛めば噛むほど甘くなる生地ですよ。側面と底部分はやわらかく、トップはしっかり焼かれていてメリハリが効いています。

トースターで温めると?

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焼き立て当日に食べられなかったため、リベイクすることに。トースターでじっくりと長めに温め、見事なゴールデンブラウンになったところを、すかさず頬ばります。これが大正解!香りも甘さも格段にアップし、3つの味の変化がはっきり感じられました。

とくにトップ部分の味わいは格別。おこげの旨みをしっかり感じますよ。

塩気のある食材と合う!おすすめの食べ方

目玉焼きトースト

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公式おすすめの食べ方に、塩味と合わせるというのを発見。そのまま生で食べるのも良し、ジャムを塗るも良しの「黒山乃が美」ですが、塩味や酸味のある食材との相性も試すべきです。

朝食の定番、目玉焼きをのせて食べてみましょう。想像以上のおいしさと食べ応えにハマり、筆者は2日連続で食べました。
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