ライター : とも

子育てフードライター

料理における赤ワインの役割とは?

※画像はイメージです
ハンバーグやビーフシチューなど、赤ワインは肉を使う料理に多く用いられます。その理由は、赤ワインに含まれる「タンニン」という成分。

タンニンには肉をやわらかくする効果があるため、白ワインや料理酒などにくらべておいしく仕上げることができるんです。

ほかにも、赤ワインには風味付けや食材のくさみ消し、酸味を加えるなどの役割があります。(※1)

赤ワインがないときは代用できる?

風味付けやくさみ消しなどが目的であれば、赤ワインの代わりにほかのものを使ってもよいです。

ただし、赤ワイン煮込みのように赤ワインを多く使う料理には適していません。味や風味が変わってしまうため避けたほうがよいでしょう。

ミートソースやハンバーグにも!赤ワインの代用品5選

1. ぶどうジュース

ぶどうジュースに使われることが多い黒ぶどうは、赤ワインと同じくタンニンが豊富に含まれています。そのため、肉をやわらかくするはたらきが期待できます。

煮込み料理やデザートなどさまざまな料理に代用できますが、赤ワインにくらべて甘みがあるため、ほかの調味料を加減しながら使うのがおすすめ。(※2)

2. クランベリージュース

クランベリーには赤ワインと同じタンニンが豊富に含まれています。赤ワインの代用にするなら、手軽に使えるジュースがおすすめです。

なお、クランベリージュースのなかには、甘味料が含まれているものがあります。加糖タイプのジュースを使うときは、砂糖を控えめに調理するとよいでしょう。

また、赤ワインにくらべて酸味が強いため、量を加減してください。(※3)

3. バルサミコ酢

バルサミコ酢はワインと同じくぶどうから造られます。そのため赤ワインの代用に適しているといえるでしょう。

ただし、バルサミコ酢によっては白ぶどうから造られるものがあるため、黒ぶどうで造られたものを選ぶと赤ワインに近い味わいに。

また、バルサミコ酢には独特の酸味や風味があります。煮込み料理やソースなどに少量使うのがおすすめ。(※4)
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