ホットドッグは高カロリー？アメリカンドッグとの比較やダイエット中に食べるコツも【管理栄養士執筆】 (2ページ目)

ダイエットや糖質制限中にホットドッグを食べるコツ

野菜をトッピングする

野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれています。ホットドッグの主な栄養素は脂質やたんぱく質、糖質のため、野菜をトッピングすることで不足しがちな栄養素を補給することができますよ。

また、野菜は低脂肪・低カロリーでありながら「かさ」が多いため、満腹感を与えてくれます。（※1,15）

魚肉ソーセージを使用する

一般的なソーセージは100gあたり319kcal、魚肉ソーセージ100gあたり158kcalと、魚肉ソーセージを使用することでカロリーを抑えることができます。

また、脂質の種類という観点でも魚肉ソーセージがおすすめ。魚には人間が体内で作ることができない必須脂肪酸が豊富に含まれています。（※16,17,18,19）

サラダやスープと一緒に食べる

ホットドッグを販売しているカフェやファーストフード店では、サラダやスープなどのサイドメニューがありますよね。

ホットドッグの前にサラダやスープを食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。さらに食事全体の栄養バランスも良くなるので、ホットドッグ単品ではなく、ヘルシーなサイドメニューも上手に追加してくださいね。（※13,15）

夜遅い時間に食べない

夜遅い時間の食事は、食べた分のカロリーが使用されず、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。夜遅い時間にホットドッグを食べるのはやめておきましょう。

また食事が遅くなりがちな人は、 17～18時ごろに軽い食事を摂るのがおすすめ。昼からの長い血糖低下を抑制し、夜食を多く食べてしまうことによる肥満も対策できますよ。（※20）

よく噛んで食べる

よく噛んで食べると満腹感が得られやすくなり、肥満対策につながります。また、ホルモン分泌を高めて食欲が抑えられることも期待できますよ。ホットドッグを食べるときはよく噛んで食べたり、歯応えの良い野菜をトッピングしたりするのもおすすめです。

また、ダイエット中は食環境も重要です。パソコンを操作しながら、テレビや新聞を見ながらでは、食事や噛むことに集中できません。手軽に食べられるホットドッグですが、ダイエット中は “ながら食べ” に注意しましょう。（※21）