ライター : china0515

フードアナリスト2級

くら寿司にて「大とろと愛媛県フェア」が開催!

Photo by china0515

2022年3月11日(金)より、全国のくら寿司にて「大とろと愛媛県フェア」が期間限定で開催されます。

AIやIoTを活用し、“スマート養殖” で育った真鯛「愛媛県産 AI桜鯛(1貫)」や、柑橘のオイルをエサに混ぜて育ったフルーティーな「愛媛県産 みかん真はた(松浦水産)」などが登場しますよ。

macaroni編集部はフェア開催に先立ち、試食会に参加してきました!気になる味わいをたっぷりとご紹介します。

漁業の人手不足・労働環境改善を目指した「スマート養殖」が本格始動!

Photo by ウミトロン株式会社

かつては世界一の水産大国であった日本ですが、少子高齢化や都会への若者流出による後継者不在、不安定な収入、労働環境の厳しさなどの理由で「人手不足」が大きな課題となっています。

そんな課題の解決に向け、くら寿司では「漁業創生」をテーマにさまざまな活動を実施。その新たな取り組みとして、2021年11月1日に業界初の水産専門会社となる子会社「KURA おさかなファーム株式会社」を設立しました。

人手不足と労働環境改善を目指し、AIやIoTを活用したスマート給餌機による「スマート養殖」の実証実験として、2021年春から愛媛県内にて真鯛の委託養殖を開始。

生産から販売まで一気通貫の体制をつくり、安定した供給量確保とコスト管理を実現することで、より高品質、リーズナブルな寿司を提供できることを目指しているそうですよ。

最新のICTやAI技術を活用した「スマート養殖」

養殖業の労働環境の厳しさを改善できる、と期待されているのが「スマート養殖」です。ウミトロン株式会社が開発した、スマート給餌機を使うことで養殖に置いてもっとも手間のかかるエサやりを自動化。

的確なタイミングでエサを与えることで成育スピードを早め、エサのロスを減らすことにも繋がります。洋上に向かわなくてもスマートフォンを使い、リアルタイムでいけすの状況を確認、遠隔でエサを与えることができるのは画期的ですよね……!

1. 愛媛県産 AI桜鯛

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110円(税込)
そんなAIやIoTを活用して「スマート養殖」で育った「愛媛県産 AI桜鯛」。スマート養殖で育っているため価格の安さもポイントです。肉厚で噛むほどに旨みが広がりますね。

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見ためや味わいの変化は特に感じません。それなのに地球にやさしく、持続可能な漁業の発展につながっている鯛なんです。今後もスマート養殖で育った魚のネタが増えることが楽しみですね。

塩で食べるのもおすすめ♪

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淡白なAI桜鯛は醤油はもちろん、塩で食べるのもおすすめです。AI桜鯛の甘みをより感じられますよ。気になる人はぜひ試してみてくださいね。
販売期間:2022年3月11日(金)~3月15日(火)

2. 愛媛県産 くえクイーン

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220円(税込)
タマカイの成長の早さと、クエの質のいい脂のリや旨みをいいとこどりしたハイブリッド魚。大手回転寿司チェーンでは初の販売なのだそう。独自の技術で旨みを高めているので、噛めば噛むほど旨みが増しますよ。
販売期間:2022年3月11日(金)~3月15日(火)
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