9. 週一限定の人気店「月曜スリランカカレー」

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毎週月曜日のみ、早稲田通り沿いの「716(ナナイロ)カフェ」で間借り営業をしているお店。店主の児島さんがスリランカを旅するなかでそのおいしさに魅了され、国内や現地で習得したという本格スリランカカレーが食べられます。

SNSで受け付ける予約が数時間で埋まることもあるほど、カレーファンの注目を集めているんですよ。日によって素材が変わったり、さまざまな作り手とコラボをしたり、その日しか出逢えないカレーと言っていいでしょう

本日のプレート(テイクアウト)

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1,000円(税込)
カレーは、その日その日で内容の変わる「本日のプレート」のみ。イートイン・テイクアウトともに同じ値段・構成です。イートインであれば、バナナリーフに盛られて供されるので、現地感満載ですよ!

蓋を開けて驚くのが、一気に立ちのぼる複雑な香りと、綺麗に盛られた見慣れない食材たち。
この日は、チキンカレーをメインに、パリップ(豆カレー)・小魚の炒め煮・きゅうりとパインのサラーダ・なすのモージュ(和え物)・赤ピーマンと甘長とうがらしのテルダーラ(油炒め)でした。

どれも和に近い味わいで、丁寧に仕上げられたことがわかるやさしさ。混ぜ合わせながら食べると、辛味・甘味・マイルドさなどのバランスが食べる箇所によって変わり、一気に引き込まれます。その日どんな出逢いがあるか楽しみに、予約して訪れてみてください。
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10. ひと皿でスパイシートリップ「かりい食堂」

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北口からのびる高円寺あづま通りに店を構える「かりい食堂」。“さぁ、ここではないどこカレ〜”を合言葉に、店主の豊かな感性で作られるカレーがファンに愛されています。

海外のカフェのような店内には、ナチュラルなテーブルやカウンターがゆったりと並びますよ。おひとりでも、友人や恋人とでもおすすめです。

スペシャルかりいセット

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1,500円(税込)
「スペシャルかりいセット」は、カレー3種に副菜2種がついたフルコンボのひと皿。種類を減らしたリーズナブルなメニューもあります。

この日のカレーは、スパイスの強烈なパンチをくらう「カーリーチキンカリー」、複雑な風味を奏でる「3種のハーブ香るアロマリッチキーマ」、豆の風味が効いた和テイストな「レンズ豆と春菊のカリー」。

しばらく個々を楽しんだあとすべてをミックスすると、ほとばしるスパイス感のなかに複雑な風味が加わり、なんとも旨辛な味わいに!筆者は、ひたすら汗をかきながら夢中で食べ進めていました(笑)。

さまざまな個性を楽しみながらスパイシートリップをするなら、「かりい食堂」で決まり!
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11. 本場さながらのビリヤニ「エリックサウス」

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都内を中心に複数店を展開する、南インドカレーとビリヤニの専門店。個性派カレー店主を多数輩出する名門です。

高架下に位置する高円寺店は、カフェのようなおしゃれな空間。カウンターやテーブルが広がり、さまざまなシーンで利用することができます。こちらでは、スパイス飲みもおすすめ。スパイスやハーブが香る肉料理や、お酒に合う一品料理がそろいます。

エリックチキンビリヤニ、ラッシー

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1,000円、390円(いずれも税抜) ※エリックチキンビリヤニ、ラッシーの順
定番は「エリックチキンビリヤニ」。チキンの旨味とスパイスの複雑な香りが、バスマティライスひと粒ひと粒にしっかり染み込んでおり、これだけでも十分なおいしさです。ここにマイルドでやさしい辛味のチキンカレーと、インド式ヨーグルトの“ライタ”を合わせていきましょう。

チキンカレーで辛味とコクを堪能しつつ、さっぱり爽やかなライタでリフレッシュ。このループがたまりません。さらにラッシーを口に含めば、より現地感を味わいつつ、食べ進めることができます。初心者でも玄人でも楽しめる、貴重な一軒ですよ。
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