ライター : SATTO

webライター

この記事でわかること

イタリアンの前菜には、ストウッツィキーノやアンティパストなど、さまざまな種類があります。この記事では、イタリアン前菜の名前と種類、また、イタリアンの前菜レシピ20選をご紹介。おしゃれなひと口前菜や、冬におすすめの温かい前菜など多彩なレシピがありますよ。

イタリアン前菜の名前と種類

ひと口前菜「ストウッツィキーノ」

※画像はイメージです
イタリアンの前菜としておなじみのストウッツィキーノ。ただし、日本にあるイタリアンレストランで提供されるお店は少ないようです。ストウッツィキーノを日本バージョンで例えると、居酒屋のお通しに近いイメージです。

前菜「アンティパスト」

アンティパストとは、まさに前菜のことです。一般的にイタリアン料理でコースをオーダーするとひと皿ずつ提供されます。コース料理のはじめに出てくるのがアンティパストです。

アンティパストは大きく分けて、カルパッチョやカプレーゼのような冷たい前菜の「アンティパストフレッド」と、フリットのような温かい前菜の「アンティパストカルド」の2種類に分類されます。

付け合わせ野菜「コントルノ」

自宅用やカジュアルなパーティーで前菜として使えるコントルノ。しかし、正式にはコントルノのみを前菜とは言いません。

イタリアではメインディッシュを食べながら、あるいは食べたあとにコントルノが提供されるのが一般的。野菜のグリルやマリネ、サラダなど野菜料理がメインです。

おしゃれなひと口前菜5選

1. 枝豆とじゃがいものパルミジャーノ和え

枝豆とじゃがいもで作るおつまみです。ひと品あるだけでテーブルがパッと華やぎますよ。じゃがいもを枝豆と同じくらいの大きさにカットすると、食べやすく見た目もよくなります。パルミジャーノ・レッジャーノや粗挽き黒こしょうでシンプルに味付けして召ししあがれ♪

2. 野菜の前菜5種盛り合わせ

彩り豊かで食べるのがもったいないような、前菜の盛り合わせ。盛り付けにこだわると、レストランのような見た目に仕上がりますよ。野菜だけであっさりしているため、しっかり味のパスタやメインに組み合わせるのがおすすめです。

3. トマトソースのパンプキンサラダ

かぼちゃの甘味とトマトソースのほどよい酸味がマッチするひと品です。かぼちゃはマッシュするため、なめらかな口当たりを楽しめます。トマトソースに使うベーコンの塩味がアクセント。お好みで粉チーズをかけるとコクがアップしますよ。

4. ゴーヤのポテトグラタン

ゴーヤの皮を器に見立てるおしゃれなグラタン。じゃがいもの甘味やとろけるチーズのコクで、ゴーヤの苦味が気になりません。ゴーヤを縦半分にカットするレシピですが、ひと口サイズにカットすれば前菜として活用できますよ。

5. きのこたっぷりホットサラダ

しめじ・まいたけ・エリンギと、きのこがたっぷり味わえるホットサラダです。きのこは焼き目をつけるようにじっくり炒めましょう。枝豆を添えて彩りをプラスしてもOK。にんにくと赤唐辛子がアクセントで、お酒が進む味わいです。

さっぱり冷たい前菜5選

6. 前菜ミルフィーユ

カッテージチーズとスモークサーモン、グレープフルーツなどを層にする前菜です。味付けは、しょうゆやごま油などで作るジュレドレッシング。色合いを考えながら重ねると、きれいに仕上がりますよ。

7. ささみとジュレのおつまみ

鶏ささみと数種類の野菜で作る、カラフルなサラダです。ボリューム満点でおつまみにもなる便利な前菜。仕上げに自家製ポン酢ジュレをかけるため、さっぱりとした味わいが特徴です。サラダ用玄米は、玄米ごはんで代用できますよ。お好みでポン酢ジュレをコンソメジュレに代えてもGood。

8. 冬瓜とハムのくるくるサラダ

冬瓜は生のままでOK。ハムでクルクルと巻き、ツナマヨで楽しむ新感覚のサラダです。短時間で作れるので、前菜の一品としてもピッタリなメニュー。子どもから大人までおいしく味わえますよ。

9. トマトチーズファルシ

ミニトマトの中身を取り出して、ガーリック風味のクリームチーズをギュっと詰め込みます。トマトは湯むきすると口当たりがよくなりますよ。ガラスの皿に盛ると清涼感が増すので、ぜひ試してみてくださいね。

10. 牡蠣のセビーチェ

ペルーで愛される魚介類のマリネ「セビーチェ」作りにチャレンジしてみましょう。メイン食材はミルキーな生かき。ライム果汁を使うマリネ液で和えれば、酸味の効いた爽やかな味わいを楽しめます。生かきは汚れや雑味を取るため、忘れずに下処理をおこなってくださいね。

冬におすすめの温かい前菜5選

11. エッグパイ

粉チーズ入りのゆで卵をパイ生地にのせる、小さな前菜。冷凍パイシートを利用すると簡単に仕上がります。塩気を効かせるパイに、チーズ香るゆで卵がベストマッチ。小腹が空いたときにもおすすめですよ。

12. マッシュルームのアヒージョ

マッシュルームのアヒージョは、あとひと品ほしいときや、もう少し華やかにしたいときに重宝する前菜です。タイムやオレガノなどのハーブの香りがアクセント。仕上げにイタリアンパセリを散らすと色合いが豊かになります。

13. イタリアンカプレーゼ風春巻き

モッツァレラチーズとミニトマトのカプレーゼを、春巻きの皮で巻くユニークなひと品。こんがりと揚げれば、イタリアンの前菜に最適です。具材にドライバジルをふりかけてから揚げるので、爽やかな香りが口いっぱいに広がりますよ。素材の風味を活かすため、味付けはシンプルに塩のみでOKです。

14. じゃがいものアンチョビバター焼き

蒸しじゃがいもを使用する、アンチョビバター焼きです。アンチョビのほどよい塩気がじゃがいもと好相性。シンプルながら奥深い味わいがあとをひきますよ。急な来客時でも、ササっと簡単に作ることができる便利な前菜です。

15. イタリアン風前菜

マヨネーズとトマトの下に、にんにくが丸ごと1個分隠れています。レンジ加熱してから焼くことで、にんにくの香りがマイルドに。ホクホクとした食感で、ついつい手が伸びるおいしさです。簡単にできるため、メインができるまでのおつまみとしてもピッタリですよ。

簡単に作れる野菜の付け合わせ5選

16. いちじくとクルミのキャロットラペ

にんじんを1本使う、ワインが進む前菜レシピです。いちじくはセミドライタイプでOK。にんじんは塩もみしておくと、独特のにおいが消えるだけでなく、調味料が染み込みやすくなります。作り置きができるので、パーティーの前日に作っておくとよいですよ。

17. きのこのバルサミコマリネ

調理時間わずか5分の時短レシピです。しめじ・しいたけ・エリンギと3種類のきのこで作ります。さっと炒めたら、熱いうちにバルサミコ酢をなじませるのがポイント。カッテージチーズとあわせてもおいしいですよ。

18. じゃがいものマリネ オレガノ風味

ワインビネガーやはちみつで作るマリネ液が、じゃがいもに染みて絶品。見た目はシンプルながら、あとをひくおつまみです。オレガノの風味が全体になじむよう、作ってから少し置いておくのがポイントですよ。

19. クリームチーズのサーモンロール

刺身用サーモンで、おろしにんにくやクルミなどを混ぜたクリームチーズを巻くひと品。ワインだけでなく、日本酒にも合うおつまみですよ。サーモンとチーズがしっかりつくように、きっちり巻いたら冷蔵庫で休ませてから切り分けましょう。

20. パプリカと大根のマリネ

大根のみずみずしさや、赤・黄パプリカの鮮やかな色合いが魅力のマリネです。前菜として出せば、食卓が華やぎますよ。白ワインやローズマリーを加えるマリネ液は香り高く、いつものマリネとはひと味違うおいしさに。こってりとした料理の箸休めにも最適です。

イタリアンの前菜を気軽に日常の食卓に取り入れよう

イタリアンの前菜は、自宅で簡単に作れるものがたくさんあります。ご紹介したレシピには、火を使わずに作れるものや炒めるだけの簡単なものがあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

日常の食卓はもちろん、おもてなしや持ち寄りパーティーなど、活躍の場もたくさん。目で見て楽しんで味わって、満足できるイタリアンの前菜を気軽に作ってみませんか。

編集部のおすすめ