ローディング中

Loading...

肉じゃがやすき焼きに欠かせない「しらたき」と「糸こんにゃく」。これらふたつに明確な違いはあるのでしょうか。今回はしらたきと糸こんにゃくの違いを徹底検証!さらにダイエット中におすすめなしらたきを使った低カロリーレシピをご紹介します。

低カロリー食材のしらたきと糸こんにゃく

弾力のあるパスタのような食感で、ダイエット中の炭水化物の代用品としても人気の糸こんにゃくとしらたき。おかずのボリュームアップができるほか、価格も安いため、食費の節約にもなるとして人気の食材です。

ですが、みなさんはしらたきと糸こんにゃくの明確な違いを聞かれて説明することができるでしょうか。今回は、そんな誰しも一度は疑問に思ったことがあるであろう、しらたきと糸こんにゃくの違いについて、その名前の由来や特徴、しらたきを使ったおすすめレシピをご紹介したいと思います。

しらたきとは?

しらたきの名前の由来

「しらたき」の由来は、その作り方にあります。半透明のこんにゃくの素がシャワーノズルから水に注がれる様子が白い滝のように見えることから「しらたき(白滝)」と名付けられたのが始まりだそうです。

今では中央でリボンのように結ばれている形が一般的なしらたきですが、その発祥は創業100年の青森県にある老舗こんにゃく製造会社「福島屋」と言われています。この工場で作られた結びしらたきを、愛知県にあるナカキ食品が販売しはじめたのが最初で、当時のしらたきは輪ゴムや紐で真ん中の部分を縛って売られていました。

しかし、その頃のしらたきは今よりも大きく、家庭で使う度に包丁で一回一回切らなければならなかったそう。それならば最初から小さいサイズにして結んでおけばいいのでないかという、福島屋の二代目の考えから現在のしらたきのサイズになったようです。

サイズを小さくしたことで、調理が簡単になっただけでなく、食べやすくなり、味も染みやすいと販売当初はかなり話題になったそうですよ。

しらたきの特徴

そもそもしらたきとはどのようにして作るのでしょうか。大まかな部分は糸こんにゃくと同じですが、最後の工程が糸こんにゃくとしらたきでは少し異なります。しらたきや糸こんにゃくの原材料となっているこんにゃく芋ですが、芋は芋でもじゃがいもやさつまいもとはその性質や食感が全く異なります。

こんにゃく芋はアクが非常に強く、素手で触るとかぶれることすらあるのだそう。そのため、じゃがいもや里芋などのようにゆでたり、ふかしたりするだけでは食べることができません。

しらたきは、糸こんにゃくと同じように凝固剤である水酸化カルシウムを加えたあと、シャワーの出口のようなところからお湯の中に細長く出し、流して固めたもののことを言います。

糸こんにゃくとは?

糸こんにゃくの名前の由来

糸こんにゃくは見た通り、糸のような長細い形が由来となっています。白いものをしらたきと言うのが多いのに対し、糸こんにゃくは写真のような茶色いものというイメージが強いですが、色はどちらがどちらという決まりはないのだそうです。

糸こんにゃくの特徴

糸こんにゃくも、しらたきと同様、原材料はこんにゃく芋です。こんにゃく芋をすりつぶしたもの、もしくはこんにゃく芋を乾燥させて粉状にしたものを水に溶かし、凝固剤として水酸化カルシウムを加え、袋や型に入れて熱して固めたものがこんにゃくです。

基本的な作り方は糸こんにゃくもしらたきも同じですが、黒いこんにゃくは海藻粉末が混ぜてあるため、あのような色合いになるのだそうです。昔のこんにゃくは生芋こんにゃくだったため、皮やアクで茶色や灰色のような黒っぽい色をしていたのだそうです。

こんにゃくは粉末で作ると白くなるため、よりこんにゃくらしく、そしておいしく見せるために海藻を入れていると言われています。確かに少し色が付いていた方がおいしそうに見えますよね。

この色に関しては地域によって差があり、東京以西で食べられるこんにゃくは黒こんにゃく、東北地方では白こんにゃくが主流のようです。

しらたきと糸こんにゃくの違い

気になるしらたきと糸こんにゃくの違いですが、いったい何が違うのでしょうか。微妙に作り方の違いはあるものの、見ために大差はなく、どちらも原材料はこんにゃく芋です。そこで、太さ、製造方法ごとにその違いを検証していきましょう。

太さ

まずは太さです。パッと見たところ、あまり大差はないように感じる糸こんにゃくとしらたきですが、糸こんにゃくをより細くしたものをしらたきと呼んでいるところもあるようです。

これに関しては、地域や製造元によって微妙に異なるため、一概に糸こんにゃくよりもしらたきの方が細いとは言えませんが、一般的にはしらたきの太さは2~3mm、糸こんにゃくの太さは4~8mmぐらいのものが多いようです。

製造方法

実は糸こんにゃくとしらたきは製造方法よりも地域差があると言われています。遡ること江戸時代、関東と関西で全く別の製造方法をしていたのです。

<しらたき>
関東地方ではこんにゃく粉を水で溶かし、出来た糊状のものを細い穴に通して糸状のこんにゃくを製造しており、それを「しらたき」と呼んでいたそうです。

<糸こんにゃく>
同じ頃の関西地方では、板こんにゃくを細く切って糸状にした物を「糸こんにゃく」と呼んでいたそうです。元々は関東のしらたきとは明らかに見ためが違っていたんですね。

しかし、現在では糸こんにゃくもしらたきもこんにゃく粉を水で溶き、できた糊状のものを細い穴に通す製法のため違いはなく、主に関東地方ではしらたき、関西地方では糸こんにゃくと呼ばれています。

色の違いによって、白いものが「しらたき」、黒く斑点があるものが「糸こんにゃく」と思われがちですが、どうやら色は関係ないのですね。しらたきも糸こんにゃくも、誕生は江戸時代ですが、しらたきは主に関東で、糸こんにゃくは主に関西で作られたもの。元々製法に違いがあったが現在ではその違いはほとんどなくなっている、と覚えておくとわかりやすいかもしれません。

今は曖昧になっている

ここまで違いについてご説明してきましたが、現在でははっきり区別できる違いがなく、地域によって呼び名が違うだけで中身の差はなくなっているようです。

製造方法だけでなく、先にご紹介した太さの規定も現在では曖昧になってきており、昔から馴染みのある呼称だけが残り、関東では「しらたき」、関西では「糸こんにゃく」となっているようです。もはや、しらたきと糸こんにゃくの違いは、地域による呼び名の違いしかないと言ってよいでしょう。

ちなみに、これまで「しらたき」と「糸こんにゃく」としてご紹介してきましたが、正式には「糸ごんにゃく」で、言いにくいことから「糸こんにゃく」が普及しているそうです。

しらたきを使ったレシピ3選

1.しらたきの明太和え

しらたきは、長さ3cm位に切って熱湯に入れ、煮たったらザルに上げておきましょう。辛子明太子はラップに包んで電子レンジで20秒加熱し、粗熱が取れたら粗くほぐします。フライパンにしらたきを入れて乾煎りしながら水気をとばし、ごま油、醤油を加えて炒り、辛子明太子を加え、炒め合わせたら完成です。

2.しらたき入りきんぴらごぼう

しらたきは食べやすい長さに切り、小鍋にたっぷりの水と一緒に入れ中火で熱し、煮たったらザルに上げ、しっかり水気を切っておきましょう。ニンジンとピーマン、ゴボウを千切りし、ゴボウは水につけアクを抜きます。フライパンにごま油を中火で熱し、野菜がしんなりするまで炒め、更にしらたきを加えて炒め合わせ、砂糖、醤油を入れて汁気がなくなるまで炒めましょう。最後に白ゴマを混ぜ合わせ、器に盛ったらできあがり!

しらたきのみそ汁

したらきは水洗いし、食べやすい長さに切ったら、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて、強火で熱し煮たったらザルに上げておき、油揚げは熱湯をかけ、食べやすい大きさに切っておきましょう。鍋にだし汁を入れて中火で熱し、煮たったらしらたき、油揚げを入れます。再び煮たったらみそを溶き入れ、三つ葉を加えて完成!

瓜二つなしらたきと糸こんにゃく

しらたきと糸こんにゃくの違いとおすすめレシピ、いかがでしたか。現在では地域による呼び方の違いだけで明確な差はないしらたきと糸こんにゃく。

カロリーがほとんどないため、ダイエット中にもおすすめの食材です。和食だけでなく、洋食や中華料理にも使える優れものです。安くてアレンジ方法も豊富なしらたきで、料理の腕を上げてみませんか。

この記事を見た人はこんな記事も見ています

こんな記事も見られてます

キャベツ レシピ まとめ

キャベツの味噌汁が好きな人も、そうでない人も読んでほしい人気レシピが大集合。味噌汁の具にすると甘味が増してやさしい味に変化するキャベツ。ほっこりしたいあなたにピッタリです。みなさん、今宵はキャベツの味噌汁です…

トマト カレー レシピ まとめ

いつ食べても飽きないカレーですが、暑くなってくると一層おいしく感じますね。いつものカレーにトマトを加えることでワンランクアップ!生のトマトでもトマト缶でも、さらにはトマトジュースでもおいしく作れるトマトカレー…

カレー レシピ

2017年5月25日放送の『あさチャン』で、マツコ推薦のカレー研究家・一条もんこさんが、自宅で作れる激うまカレーのレシピを教えてくれました。今回は、もんこさんオススメのカレーの名店と、自宅で簡単に作れる激うま…

アボカド レシピ まとめ

とろとろクリーミーな食感が人気のアボカド。前菜やサラダはもちろん丼にもぴったり。お肉や海鮮と合わせてご飯の上に盛り付けるだけでごちそうになりますよ。さっぱりと食べられるものから、ガッツリお腹いっぱいになるもの…

フルーツ レシピ まとめ

甘酸っぱくてジューシーなプラム。どんな食べ方をすればいいのか、意外とご存じない方も多いのではないでしょうか?皮まで食べても大丈夫?種の取り方は?今回は、生でもおいしいプラムの食べ方を詳しくご紹介します。

関連するまとめ記事

こんなまとめ記事もあります

まとめ

人間には無害でも、ある動物にとっては有害…という食材もあるそうです。ペットを危険から守るにはしっかりと知っておくべき知識です。あなたの愛するペットを守るためにも把握しておきましょう!

日本酒 まとめ

昨今、海外でも日本酒人気が増えているのはご存知なことでしょう。ワインショップに行けば日本酒の取り扱いも増えており、スパークリングな日本酒やヨーグルトの酸味があるものも好評です。そんな外国の方が酒蔵に行く機会も…

ココナッツオイル まとめ

モデルのミランダ・カーや道端ジェシカも愛用していることで日本でも一気に人気が高まったココナッツオイルですが、実は意外なことにもつかえるとても便利なオイルだったのです。

おすすめの記事

こんな記事も人気です♪

たまご お弁当 アボカド

インスタグラムの新しいトレンド「#ほめたまごはん」をご存知ですか?黄身の色が鮮やかなたまご「ほめたま」を使った料理写真につけるタグなんです。おいしく美しい「ほめたまごはん」でほめられちゃうかも!? おすすめの…

食べ歩き 韓国料理 韓国

macaroniとDeNAトラベルのコラボ企画「韓国vs台湾 最新食べ歩きグルメを調査せよ」。おかげさまで多数のご応募をいただきました!今回は、当選した特派員によるレポートをお届け。食べ歩きグルメの最新トレン…

東京 レストラン まとめ

クリスマスは、大切な人と過ごす特別な一日ですよね。そんなクリスマスを更に素敵なものに演出するために、今回は東京にある極上のレストランを28選集めてみました。今年のクリスマスを思い出に残るものにしたいという方は…

横浜 レストラン デート まとめ

横浜みなとみらい21地区を代表する「横浜赤レンガ倉庫」は、明治時代末期に建設された歴史的建造物です。その中には、ショッピングや食事が楽しめるお店がたくさん入っています。今回は、赤レンガ倉庫で人気のレストランに…

ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...