ライター : morico

WEBライター

ゆし豆腐とは?

Photo by morico

ゆし豆腐は沖縄の郷土料理。おぼろ豆腐をだし汁でいただく料理、と言えば分かりやすいかもしれません。やわらかく口当たりのやさしい豆腐で、大豆の素朴な味わいを堪能できます。

沖縄では普通にスーパーで売られていますが、沖縄県以外ではあまり見かけることはありません。ゆし豆腐が食べたい!と思ったら豆乳と本にがりを使い自宅で作ってみましょう。

ゆし豆腐の作り方

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調理時間 30
ゆし豆腐は豆乳を使えば自宅でも簡単に作れます。大豆の味わいを感じ、とろとろの食感はたまりませんよ。豆乳は大豆固形分10%以上のものを使ってくださいね。

材料(2人分)

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  • 無調整豆乳 300cc(大豆固形分10%)
  • だし汁 150cc
  • 本にがり 小さじ1杯
  • 小さじ1/2杯

コツ・ポイント

  1. にがりは豆乳の1%を目安にしてください。
  2. 豆乳を温める際は温度計を使い、70〜75℃くらいに温めましょう。温度が低すぎると固まらず、高すぎるとボロボロになってしまいます。
  3. 本にがりを入れたあと、混ぜすぎないようにしてください。

作り方

1.豆乳を温める

鍋で豆乳を温めている様子

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豆乳を鍋に入れ、温めます。温度計を使い70〜75℃になるまで温めてください。

2.本にがりを入れる

鍋に入った豆乳を混ぜている様子

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温度が70~75℃になったら火を止め、本にがりを回し入れます。ゆっくり回すようにやさしく混ぜます。10回ほど混ぜ、豆乳がとろっとしたらOKです。

3.15分蒸す

豆乳の入った鍋にフタをしている様子

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フタをして15分蒸します。フタを途中で開けたり、途中で混ぜたりしないようにしてください。

4.だし汁を温める

小さい鍋でだし汁を温めている様子

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15分蒸している間に、だし汁に塩を入れて温めます。

5.だし汁をかけて完成

白と青の皿にゆし豆腐を盛っている様子

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15分後フタを開け、固まっていれば完成です。少しゆるい場合はあと5分フタをしておきます。だし汁をかけていただきましょう。

ゆし豆腐のおいしい食べ方

塩と小ねぎとかつおぶしで

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ゆし豆腐を温める際にひとつまみの塩を加え、器に盛ったら小ねぎとかつおぶしをのせていただきましょう。かつおぶしの風味がゆし豆腐と絶妙にマッチして、ほっこりとおいしいひと品ですよ。シンプルで王道の食べ方です。

しょうゆを少しいれる

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さっぱりいただきたいときはしょうゆをかけるのがおすすめです。温かいゆし豆腐でも、冷たいゆし豆腐でもOK。しょうゆと豆腐の組み合わせは間違いありませんね。お好みでかつおぶしをのせたり、すりおろしのしょうがをトッピングしたりするのもよいですよ。

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