温泉パスタ

Photo by macaroni

シメには、梯シェフの代表料理である温泉パスタが。このパスタを目的にお店を訪れるお客さんも多いという逸品です。

温泉水でゆでたパスタを、国東市で作られたオリーブオイルや別府湾のハモ、甘唐辛子などと和えています。ほどよい塩加減のパスタに、ハモのふわふわとした食感、甘唐辛子の苦味が絶妙にマッチ!

「ハモの骨切り工場を港に作って、下処理の効率化を進めています。職人と比べても遜色ないんじゃないかな(笑)」とシェフが言うから驚き。面倒な下処理が効率化されれば、ハモの可能性をもっと広げることができそうですね。

かぼす大福

Photo by macaroni

デザートは、珍しいかぼす大福。大分名産のかぼすで作ったジュレ、甘酒のクリームを大福で包んでいます。甘味と酸味のバランスが抜群で、クセになるおいしさです。

甘酒は、県内の味噌屋で米麹味噌を作る際に出た酒粕を利用しているそう。食材の出所や循環を知ることで、また一段とおいしさがアップしますね。

大分らしさを追求する梯シェフ

Photo by 大分県PR事務局

地獄蒸しをする梯シェフ
「大分には良質な食材がたくさんあります。産地が近いからこそ、生産者さんの顔がわかるし仲良くなれるんです。お客さんにも生産者さんのこだわりや人柄を話すので、食材や料理をより身近に感じてもらえると思います」

そう話す梯シェフのお店「オット エ セッテ オオイタ」で人気なのは、やはり地獄蒸しで調理した料理だそう。

「大分には良い食材だけでなく『飲める温泉(飲泉水)』や『地獄蒸し』など、地元に根付く食文化がたくさんあります。私の料理で、それらを身近に感じて欲しいです」(梯シェフ)

旨味を引き出した肉や魚料理、蒸し具合を調整して作ったローストハムなど、ここでしか食べられない逸品たち。ぜひ大分で体験してみてください。

スペシャルなツアーで、大分をもっと知れる♪

Photo by 大分県PR事務局

温泉地以外にも、自然、食、歴史、観光スポットなどさまざまな魅力をもつ大分県。それらをもっと広く知ってほしいと、2024年春に開催されるのが「福岡・大分ディスティネーションキャンペーン」です。

例えば、土をテーマに農場や陶芸工房を巡るツアーや、海をテーマに絶景スポットを巡ったり特別なブイヤベースをいただいたりできるツアーなど。

一生の思い出に残るようなワクワク体験が待っていますよ。詳細は以下のページをチェックしてください。

大分をもっと特別な存在に

大分には、別府や湯布院などの温泉以外にも、食、自然、歴史など多くの魅力があります。近くの大分料理店やアンテナショップに行ってみるのも良いですし、もし機会があれば現地を訪れてみてください。

直接見たり体験したりすることで、大分という街が特別な存在になるかもしれませんよ。
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