ライター : とも

子育てフードライター

いつから子供に包丁を持たせて良いの?

子供に包丁を持たせる年齢に明確な決まりはありません。しかし、子供用といっても刃物を扱うため、大人の注意を理解できるようになってから持たせるのが大前提。また、包丁を持てる手の大きさや握力などを考慮すると、2歳過ぎをひとつの目安にすると良いですよ。

ただし、年齢だけで判断するのではなく、子供が料理に興味をもつようになったタイミングで包丁デビューするのがおすすめです。

子供用包丁の種類

刃を触っても手を切らないタイプ

丸刃やギザギザタイプの包丁は、触っても手が切れないのが特徴。初めて包丁を持つ2~3歳ごろの子供におすすめです。ハンドルにキャラクターやイラストが描かれているものがあり、興味を惹きやすい点もポイントですね。

研いだ刃がついていなくても、バナナやパンなどやわらかい食材を切ることができるので、子供が達成感を味わえるのが魅力ですよ。

食材をしっかり切れるタイプ

食材をしっかり切れるタイプの子供用包丁は、サイズが小さいだけで大人が使う包丁とほとんど同じです。肉や野菜など硬いものが切れるメリットがありますが、ケガをする可能性も。刃がついていない包丁で練習したあと、保育園・幼稚園の年長~小学生くらいになってから持たせると安心ですね。

子供用包丁を選ぶときのポイント

素材

包丁の刃には、主にステンレスやセラミック、鉄や銅などが使われています。子供用包丁におすすめなのは、さびにくいステンレス。軽いタイプの包丁なら、セラミック製がおすすめです。鉄や銅は重さがあって硬いものを切るのに適していますが、さびやすいため、こまめなお手入れが必要。子供用包丁の素材としては避けたほうが無難です。

安全性

しっかり握れる樹脂製のグリップや、刃の根元に指がかかりやすいデザインのものを選ぶのがおすすめ。また、刃先をしまえるカバー付きの包丁なら、収納時の安全性も高まります。包丁の収納場所や、子供の年齢に合わせて選んでくださいね。
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