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暑い時期のフルーツ代表格「夏みかん」とは
一般的に「夏みかん」と呼ばれるみかんの正式名称は「ナツダイダイ」です。
1700年頃の江戸時代、山口県の海に流れ着いた柑橘の種を育てたことから栽培が始まり、明治初年に販売されるようになりました。冬に出回る温州みかんと区別するために、夏みかんと呼ばれるようになった歴史があります。
1700年頃の江戸時代、山口県の海に流れ着いた柑橘の種を育てたことから栽培が始まり、明治初年に販売されるようになりました。冬に出回る温州みかんと区別するために、夏みかんと呼ばれるようになった歴史があります。
夏みかんの味・見た目の特徴
夏みかんの特徴は、ゴツゴツと分厚い皮やフルーティな香りとほどよい甘みです。一般的なみかんと比べると酸味が強いので、完熟したもの以外はゼリーやお菓子などに使われることもあります。
「さじょう」と呼ばれる果肉のつぶつぶは、ひと粒ひと粒がしっかりとしていて潰れにくく、プリプリとした食感が特徴です。ひと口噛むと、はじけるように果汁があふれ出てきます。
「さじょう」と呼ばれる果肉のつぶつぶは、ひと粒ひと粒がしっかりとしていて潰れにくく、プリプリとした食感が特徴です。ひと口噛むと、はじけるように果汁があふれ出てきます。
夏みかんの名前の由来
夏みかんの名前の由来には、この果実特有の変わった習性が関係しています。前年の実を収穫しないままでいると、それと並ぶように新しい実がなるという習性から、実りが代々続くという意味を込めて名前が付けられました。
また明治中期に大阪市場に出荷するようになったとき、もともと夏橙(なつだいだい)と呼ばれていたものを、夏蜜柑(なつみかん)に変更するようすすめられたことがきっかけともいわれています。
また明治中期に大阪市場に出荷するようになったとき、もともと夏橙(なつだいだい)と呼ばれていたものを、夏蜜柑(なつみかん)に変更するようすすめられたことがきっかけともいわれています。
夏みかんの旬や産地について
旬
夏みかんをおいしく食べられる旬の時期は、3~7月ごろまでです。
収穫は酸味が落ち着いて食べごろになる4月中旬から始まり、倉庫などで寝かせることで酸を抜く工程を経て、熟成させたあとに出荷されます。(※2)
収穫は酸味が落ち着いて食べごろになる4月中旬から始まり、倉庫などで寝かせることで酸を抜く工程を経て、熟成させたあとに出荷されます。(※2)
主な産地
夏みかんの生産量TOP3の都道府県は、鹿児島県、熊本県、愛媛県。その次に和歌山県がランクインしています。
カロリーと栄養素
夏みかんのカロリーは、生の場合100gあたり40kcal、缶詰の場合は100gあたり81kcalです。
生の場合、水分は100gあたり88.6g、ビタミンCは38mg。缶詰の場合は、水分が100gあたり79.7g、ビタミンCが14mgです。(※1)
生の場合、水分は100gあたり88.6g、ビタミンCは38mg。缶詰の場合は、水分が100gあたり79.7g、ビタミンCが14mgです。(※1)
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