ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

話題沸騰。即完売のやきいもを入手!

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いま、巷を賑わせている入手困難な “たなかいも” 。なんと、5分で2,000本売れたこともあるという伝説を持つ、激レアなやきいもなんです。

たなかいもは、やきいもと相性抜群のほうじ茶がセットになっており、最強のコラボが楽しめるのだとか……。今回は、無類のいも好きである筆者がたなかいもをお取り寄せしてみました♪

手がけるのは「たなか」さん

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話題のやきいもを手掛けているのは、ぼくのりりっくのぼうよみとしてアーティスト活動されていたたなかさん。自身も曲を発表しつつ、ミュージシャンに数々のヒット曲を提供したのち、人気絶頂の真っただ中だった2019年1月をもって活動を “辞職” しました。

その後、2020年4月に突如「やきいも屋になる」と宣言。「最初は単なるギャグだった」というやきいもへの想いが、いもの曲を作って売るなどするうちに、徐々に強くなっていったそうです。

いまや、SNSではやきいも色のTシャツに身を包み、やきいもがデザインされた販売用のキッチンカーを制作するなど、たなかさんのやきいも愛が止まりません!

まるでスイーツ!たなかいも。

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「たなかいも。(やきいも&ほうじ茶)」1,000円(税込)
たなかいもを注文すると、真空パックになったやきいもと、小袋に入ったほうじ茶が冷凍で届きます。意外に思われる方も多いと思いますが、やきいもは冷凍できるんですよ。しかも、凍ったまま食べるのがまた絶品!そのおいしさはのちほどレポートしますね。

冷凍で届きますが、もちろん温めてもOK。2本入りなので食べ比べることもできます。なんて贅沢なセット!

茨城産の紅はるかを厳選

やきいもに使われている紅はるかは、2010年に品種登録されたばかりのニューカマーですが、そのずば抜けた甘さでさつまいも業界にブームを巻き起こしつつあります。

なんと、スイーツ並みの甘さとして知られる、安納芋と同等レベルかそれ以上とも言われているんですよ。「しっとり」と「ほくほく」のバランスがいい品種として知られ、上品な味わいで人気を獲得。

筆者は茨城出身なのですが、紅はるかは地元でも超有名な品種。たなかいもも茨城産の紅はるかを使っています。

ほくほくしっとり。未体験の甘さ!

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たなかいもの食べ方はふた通り。温めるか冷凍やきいもか選ぶことができます。

まずはやきいもらしくアツアツをいただいてみましょう。500Wの電子レンジで2分ほど温めるか、130~140度に予熱したオーブンで4~5分焼く方法がありますが、今回はオーブンで焼いていただきました。

熱さをガマンしつつやきたてを半分に割ってみると……ふわっと甘くいい香り。やきいもの香りってなんでこんなに癒されるんでしょう。ひと口ほおばると……うわっ、甘い!いも好きの筆者はこれまで数々のやきいもを食べてきましたが、別格の甘さです。

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甘さはもちろんのこと、何がすごいって、そのなめらかさがすごいんです。「あれ……スイートポテトかな?」と、思わず勘違いしそうになります。

しっとりとほくほくどちらも味わえる紅はるかは、これまで食べたやきいもの記録を軽く塗り替えるレベルでした。

温かいやきいもには、アイスほうじ茶を組み合わせるのがおすすめですよ。たなかいものために茶人と厳選したという半発酵のほうじ茶は、とてもクリアな飲み口で甘いたなかいもと調和します。淡い琥珀色が美しく、見た目も涼しげですね。

夏は “アイスやきいも” がおすすめ!

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夏は、冷凍庫から出して15~20分ほど解凍した冷凍やきいもがおすすめ。きゅんと冷たいやきいもはとても新鮮で、濃厚なさつまいもアイスを食べているような感覚です。舌の上でスッととろける口どけは、なめらかなたなかいもならでは。

冷たいやきいもには、温かいほうじ茶を合わせてみてください。からだを冷やしすぎず、冷たいやきいものあとに温かいほうじ茶がほっこりと癒してくれますよ。

詳しいほうじ茶の淹れ方は、たなかさんの公式インスタグラムやツイッターにアップされた動画で見ることができるので、チェックしてみてくださいね!
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