ライター : macaroni_press

中川政七商店から「最適包丁」がデビュー!

Photo by 中川政七商店

中川政七商店から、初となる包丁シリーズ「最適包丁(さいてきぼうちょう)」が発売されました。

核家族や共働き家庭が増え、手軽さや時短を求めてカット野菜や調理キットが一般的になった現代ですが、料理に欠かせない包丁は昭和前半から現在までほぼ形を変えていません。

“本当に使いやすい包丁” を追求し、肉や魚、野菜などなんでも切れる「万能」ではなく、半玉キャベツを千切りにしたり、フルーツナイフとしても使えたりと小回りが利くことを優先し「最適」を目指した包丁になっています。

ここが “最適” ポイント!

1. サイズを見直して最適化

Photo by 中川政七商店

これまで家庭で使われる包丁は180mm前後の刃渡りのものが多く、現代の家族構成に合わせた半玉キャベツや白菜1/4個など、小ぶりの野菜を切るのにはやや大きすぎる場合も……。

そこで、「ペティナイフと万能包丁のあいだほどのサイズがベストなのでは」という考えのもと、従来の万能包丁より小さい「刃渡り145mm」というサイズで、ペティナイフのように小回りが利く適度な曲線を付けることに落ち着きました。

パン切り包丁は従来のものよりも約40mm小さい「刃渡り190mm」にすることで、やわらかい食パンにも固いバゲットにも対応でき、収納場所も取らないベストなサイズ感になっています。

2. 包丁の素材を最適化

Photo by 中川政七商店

ひとことでステンレスと言っても、金属の組み合わせによっていくつもの種類に分かれています。今回の最適包丁に使っているのは「AUS10」と呼ばれる、ステンレスのなかでもっとも切れ味がよいとされるもの。

切れない包丁を使うとストレスがたまるだけでなく、けがの原因にもなりかねません。切れ味のよい包丁を使えば、安全に料理の効率化を図ることにもつながります。

さらに、「AUS10」はさびにくいので、日ごろのお手入れの負担がグッと軽減される点も魅力的です。

3. 刃先の薄さを最適化

Photo by 中川政七商店

世界三大刃物の産地とされる岐阜県において、これまで100年以上も刃物作りを続けてきた株式会社スミカマ独自の研ぎ工法を採用し、経験を積んだ職人が40あまりの工程を丁寧にこなして、初めて一本の包丁が完成します。

刃先を極限まで薄く研ぎあげることで、こまめに研がなくても切れ味のよい状態をキープできます。

商品ラインアップ

野菜も肉もこれ一本「最適包丁」

Photo by 中川政七商店

「最適包丁」12,000円(税抜)
これまで一般的に使われてきた包丁と比べ、約20mm小さく現代の料理に合うよう最適化された「最適包丁」。

刃渡りが短くなることで小回りが利き、使い勝手が向上しました。キャベツの千切りはもちろん、大きすぎず女性の手にもしっかりとフィットするので、フルーツナイフとしても使えるすぐれものです。

(全長275 刃渡り145mm、約88g)

しまう場所にも困らない。「最適包丁 パン切り」

Photo by 中川政七商店

「最適包丁 パン切り」12,000円(税抜)
従来のパン切り包丁と比べて約40mm小さく最適化した「最適包丁 パン切り」は、やわらかく切りにくい食パンのスライスもスムーズに。一方で表面の皮が硬いバゲットの断面も美しくカットできるので、家庭でパンを切ることへのストレスが軽減されます。

小ぶりになったことで、収納スペースにも困りません。

(全長約315 刃渡り190mm、約80g)
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