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グルメタウン広尾でおすすめの「イタリアン」3選
都内屈指の高級住宅街である広尾。この街には、そのイメージに違わず、非日常感のあるレストランやグルメ好きが通い詰める名店が集まる。
今回はそんな広尾エリアで、おすすめのイタリアンを3店ご紹介。気軽に使えるトラットリアから洗練されたリストランテまで、普段使いや記念日などのシーンに合わせて訪れてみよう。どこも人気店なので、まずは予約がおすすめだ。
本場を知るシェフによるトスカーナ料理を気軽に、『ラ トラットリアッチャ・ロブローネ』
『La Trattoriaccia Roburone 1977(ラ トラットリアッチャ・ロブローネ)』は、イタリアで15年間以上研鑽を積んだ河合鉄兵シェフによる本場の味が評判のイタリアン。
河合シェフは、日本での修業後イタリアに渡り、中部・トスカーナ地方周辺のレストラン4軒で腕を磨いた。
なかでもレッジョ・エミリアエリアにある、『ミシュランガイド イタリア 2019』にて一つ星として掲載された『Ca' Matilde(カ マティルデ)』では、3年間スーシェフを務めている。
トスカーナ料理は、旬の食材とフレッシュなオリーブオイルが命。日本人の口に合う料理も多く、使う食材のなかには現地から取り寄せているものもあるという。
前菜の「自家製ソップレッサータ」(写真上)は、豚の頭部の肉をボイルして香辛料などとともに固めた、トスカーナを代表する郷土料理。豚足も少々入っているので、ゼラチン質の食感も楽しい。
豚肉のうまみをスパイスが絶妙に引き出し、鼻から抜けるオレンジピールの爽やかな香りも心地よい。
肉料理には、赤ワインと相性のよい「仔羊のすね肉のブラザート」(写真上)がおすすめ。
たっぷりの野菜と赤ワインを煮込んだソースとともに蒸し焼きした仔羊は、うまみが凝縮されていて味わい深く、非常にやわらかい。
なめらかに仕上がったじゃがいものピューレとともに口に運ぶと、力強さをより堪能できる。
テーブルの他にカウンターも5席あるので、気軽に立ち寄れるのも嬉しい。トスカーナ料理を味わいながら、話好きのシェフとのコミュニケーションを楽しんでもいいだろう。
【メニュー】
「自家製ソップレッサータ」1,400円
「仔羊のすね肉のブラザート」3,200円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
ラ トラットリアッチャ
住所:東京都港区南麻布4-2-49 2F
電話番号:050-3464-4005
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間:ランチ 12:00~14:30(L.O.13:30)
ディナー 18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日
上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。
広尾で25年愛される名店でトスカーナ料理を、『イルブッテロ』
『RISTORANTE IL BUTTERO(リストランテ イル・ブッテロ)』は、イタリア料理が「イタ飯」と呼ばれ、日本流イタリアン全盛期だった頃に、イタリア人オーナーによって作られた一軒。
本物のイタリア料理を広めたいという想いから、1,500坪の敷地にイタリアの邸宅を模した店をつくり上げ、現地から職人を招いて作った11トンのピザ窯を配置している。
そして当時から、接客はイタリア人スタッフが中心だ。
こちらで楽しめるのは、トスカーナの郷土料理。初代シェフのジョヴァンニ・チェンニ氏の薫陶(くんとう)を受けた梅原博克シェフが作る味わいは、現地そのままと評判だ。
「トリッパファジョーリ」(写真上)は、トスカーナでもよく食べられている一品。日本では「ハチノス」と呼ばれる牛の第2胃を薄切りにし、香味野菜やトマトと煮込んでいる。
下処理が徹底されたトリッパは、臭みがなく実にやわらかい。じっくり煮込まれていて、うまみをしっかり味わうことができる。
イタリア産牛を使ったTボーンステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」(写真上)は、トスカーナを代表する肉料理。
このステーキは“指3本分の”厚みが必要なので、800g以上から注文可能。巨大な肉塊をダイナミックに骨ごと叩き切って焼き上げ、シンプルに岩塩と胡椒のみで味付けする。
肉々しくパンチのあるサーロインと、繊細なおいしさを持つフィレを一度に楽しめる贅沢な一皿だ。
自家製のトスカーナパンやシャルキュトリー、トスカーナを代表するワインも揃えているので、本場の味わいを求めて訪ねたい。
【メニュー】
「トリッパファジョーリ」2,000円
「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(800グラムより)100g 」1,200円
「グラスワイン」800円~
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
リストランテ イル・ブッテロ
住所:東京都渋谷区広尾5-13-3
電話番号:050-3490-1639
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間:月~土 ランチ 11:30~14:30(L.O.14:30)
ディナー 18:00~23:30(L.O.22:30)
日 ディナー 18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:無
上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。
圧倒的な人気を誇る隠れ家風リストランテ、『イル テアトリーノ ダ サローネ』
横浜や東京、大阪などで複数店展開するサローネグループ。今回紹介する『イル テアトリーノ ダ サローネ』は、グループ内でもハイクラスなリストランテとして位置づけられたお店だ。
同店で腕を振るう山口智也シェフは、30代前半という若さながら、ピエモンテ州を中心に美食の発信地といわれるウンブリア州などでも研鑽を積んできた実力派。
特にピエモンテ時代にいたのが典型的な北イタリア料理を届けるリストランテであっただけに、同店でも本場の食の神髄を感じることができる。
山口シェフのおすすめは、コースの最後に登場する「トルテッリーニ イン ブロード」(写真上)。イタリアでは「セラータ」と呼ばれ、やはりコースの最後に登場するメニューとしておなじみだ。
4種類の肉と野菜からだしをとり、トリュフ入りのトルテッリーニが泳ぐブロードは、身体をやさしくあたため、コースをしっかりシメてくれる。
同店はコースのみだが、実はランチ・ディナーともに同じ内容で楽しめる。ランチの方がリーズナブルなので、まずはランチを体験して、その人気の理由を感じ取っていただくのがおすすめだ。
【メニュー】
「ランチ」8,500円
「ディナー」12,000円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
※サービス料別途
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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