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台湾豆乳がじわじわとキテる!
旅行先としても人気の台湾。そんな台湾の豆乳専門店が日本人観光客のあいだで話題になっています。
日本ではまだ見かけることの少ない台湾豆乳ですが、日本の豆乳とどう違うのか気になりませんか?今回は、カルディで販売中の台湾豆乳を日本の豆乳と飲み比べてみました。
台湾定番の味。「台湾豆乳」「台湾黒豆乳」
実はいま、台湾の豆乳がじわじわとブームになりつつあります。ブームとはいえ「日本も台湾も同じ味でしょ?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は筆者もそのひとりでした。
せっかく日本で台湾の豆乳が手に入るのだから、今回は飲み比べを決行。カルディで販売中の「台湾豆乳」と日本では珍しい「台湾黒豆乳」を購入しました。
「台湾豆乳」
台湾の食文化を語るのには欠かせない豆乳。干しえびやザーサイを入れた鹹豆漿(シェントウジャン)や、砂糖を入れた甜豆漿(ティエントウジャン)は、台湾朝食の定番ともいえます。人気トウジャン店は、地元の方々に交じって日本人観光客も早朝から行列を作り、賑わっていますよね。
カルディで販売中のジャックソイは、台湾産の大豆だけを使ったとてもシンプルな豆乳。大豆だけで作っているからこそ、日本の豆乳との差がわかりやすそうです。
青臭さが控えめでやさしい甘み
グラスに注ぎながら、その違いにすぐ気づきました。日本のものと比べ、豆乳っぽい青臭さが控えめです。
筆者は豆乳好きなので気になりませんが、豆乳が苦手な方の一番の理由は、おそらくその青臭さ。大豆由来の独特の香りは、台湾豆乳のほうが感じにくく、これなら苦手な方もチャレンジしやすいのでは、という気がしました。
しかも、砂糖を使っていないのにほんのりとやさしい甘みを感じます。飲み込んでからもなお甘みの余韻を心地よく感じます。台湾産大豆そのものが甘いのかは不明なのですが、飲みやすいことに変わりはありません。
豆乳なのに固形分8%!?
さらに、気になったのはパッケージの “固形分8%” の表記。豆乳なのに固形分とは……と考えながら飲んでみると、確かに舌の上に細かい豆腐のようなものを感じます。ごくごくわずかで、しかもなめらかなのでスッと消えて行ってしまいますが、確かに感じました。
豆乳自体はしっかりとこしてあってのど越しがいいのですが、この固形分も日本のものとは違う部分と言えそうです。
とにかく、自然な甘さで青臭さを感じず、ゴクゴクと飲みやすいというのが、台湾豆乳に対する感想です。
「台湾黒豆乳」
台湾では割と見かけることが多い「黒豆乳」。黒大豆は黒大豆きなこでしか食べる機会がないので、どんな味なのか気になりますよね。
黒大豆とは言っても黒いのは主に皮の部分だけなので、豆乳そのものも見た目は淡いグレーです。
※ちなみに、豆乳の方もそうでしたが、アルミのラベルで封をされている部分が固く、ストローも刺さりにくい厚さでした。筆者はナイフの先で開けましたが、開け方には工夫が必要です。
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