ライター : DIYer(s)

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自分でできる!キッチン照明器具の交換方法を解説

まずはキッチンに向いた照明器具の種類や特徴についてご紹介します。キッチンに適しているものとして、シーリングライトやペンダントライト、ダウンライト、スポットライトなどが挙げられます。 シーリングライトとは、天井へダイレクトに取り付けるタイプの照明です。居室やリビングなどに使用することも多く、空間全体を均一に照らせるのが大きな特徴。 さまざまなデザインの製品がリリースされているため、幅広いアイテムの中から選べるメリットがあります。 ペンダントライトとは、チェーンや紐などを使って天井から吊り下げるタイプの照明です。天井から吊り下げるという性質上、高さを調整できる製品が多く見られます。 高さ調整機能が備わっていない製品でも、S字フックやコードリールなどを使えば調整は可能。オシャレなデザインも多く、限られたスペースに個性を演出できます。
ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの照明です。基本的に小型の製品が多く、メインの照明として使うにはやや不向きでしょう。シーリングライトと違い天井に埋め込まれているため、スッキリとした印象になるのが大きな特徴。 ほんの少し灯りが欲しい時に補助として使ったり、ムードを出したい時に使ったりと多彩な使い方のできる照明です。 スポットライトは間接照明の一種で、特定の部分だけを照らせるのが特徴です。取付部分が可動式になっているものが多く、光の向きを変えられます。 キッチンに設置した場合だと、手元を明るくしたい時に向きを変えるといった使い方もできるでしょう。 ほかにも、照明にはシャンデリアやブラケットライトといった種類もあります。積極的にキッチンに用いられることは少ないものの、取り付けてはいけないということはありません。 照明は個性を演出するために有効なアイテムです。お好み次第で柔軟に考えてみましょう。

シーリングライトの交換・取付方法

シーリングライトを交換する時には、まず既存の照明を取り外します。天井に固定されているため、脚立などを使い安定した足場で作業しましょう。 まずは照明の電源を切り、カバーを取り外してください。ほとんどの製品は、カバーを反時計回りに回せば外せるでしょう。 カバーを外したら蛍光灯、コネクタの順番に取り外していきます。次に本体を外しますが、コネクタの外側にある爪をつまみながら行えば簡単に引き抜けます。 アダプタのレバーを指定の方向へ動かせばロックが解かれます。この時、外した蛍光灯や本体を落とさないよう細心の注意が必要です。 取付時は、専用アダプタを先に付け、シーリングライト本体を設置します。蛍光灯を取り付けてコネクタを接続し、カバーを着けましょう。 あとは、スイッチで点灯するかどうかチェックして完了です。高所での作業となるため、転倒などにはくれぐれも注意して作業しましょう。

ダウンライトの交換・取付方法

まず、ダウンライトには一体型と交換型があります。一体型はLEDが本体と一体になっているのが大きな特徴で、交換型は従来のように電球を交換できるタイプです。 画像は、Instagramで@ t___.home_さんの投稿からピックアップしたものです。 交換型は、基本的に電球を外し新しいものと交換するだけです。カバーがある場合は、カバーを引き出して中にある爪を外します。 そうするとカバーを取り外せるので、あとは中の電球を回して外すだけです。取付時はこれと逆の手順で行います。 一体型は電球だけを換えられないため、本体も一緒に交換しなくてはなりません。一体型の場合は、交換する際に配線に干渉するケースが多いため、電気工事士の資格がないと設置ができません。 原則、資格がない人は作業ができないと考えておきましょう。

ペンダントライトの交換・取付方法

ペンダントライトには、直結タイプと引っ掛けタイプの2種類があります。直結タイプは、天井から出ている配線へ照明のコードをダイレクトにつなぐのが特徴。 天井から出た配線と照明の接続部分が見えないように、製品に付属しているカバーで隠します。対して、引っ掛けタイプは、天井に設置された接続器具に照明のソケットをつないで使用するタイプの器具です。 基本的に直結タイプは取り外しの際に自分で作業ができません。直接配線に手を加えることになるため、電気工事士に実施してもらわなくてはならないからです。 取り付けも同様に、きちんと配線処理を資格者にしてもらわなくてならないので、安全のためにも手を出さないようにしましょう。 引っ掛けタイプの取り外しには資格は必要なく誰でも簡単にできます。接続部分のソケットをどちらかに回せば取り外し完了です。取り付けも同様に、差し込んで指定された方向へ回せば簡単に取り付けできます。

シャンデリアの交換・取付方法

キッチンにあえてシャンデリアを設置することで、ゴージャスな空間を演出できます。キッチンにシャンデリアを設置するケースは少ないので、個性的な空間を創造したい人にはオススメでしょう。シャンデリアにも、直結タイプと引っ掛けタイプがあります。 先述した通り、引っ掛けタイプは誰でも付け外しが可能ですが、直結タイプは電気工事士に実施してもらわなくてなりません。 手軽な引っ掛けタイプはDIYにぴったりなのでぜひ採用したいところですが、その一方で、シャンデリアの引っ掛けタイプの製品は、実は選択肢があまり多くないという残念な点もあります。 引っ掛けシーリング自体の耐荷重は3~5kgほどですが、シャンデリアは全体的に重量が大きくなる傾向にあり、シーリングの耐荷重を超える5kg以上の製品も存在しているためです。重量の問題から、シャンデリアはたいてい天井の配線に直結されているのです。 直結タイプのシャンデリアを、無理に引っ掛けシーリングで取り付けると落下の恐れがあるのでやめましょう。 たとえ現状シャンデリアが設置されており、それを新たなものに交換したい場合でも、まずは専門店や工事業者に相談することをオススメします。

キッチン向け!オシャレな照明器具をご紹介!

ここからは、キッチン向けのオシャレな照明器具をいくつかピックアップしてご紹介します。どれも個性的で、キッチンを素敵な空間に早変わりさせてくれるアイテムばかり。インテリアコーディネートの参考にしてください。画像は、Instagramで@zerocubenoさんの投稿からピックアップしたものです。
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