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無印から本格派アジア鍋スープが登場!
気温も下がり寒さが増してきますが、鍋がおいしく感じられる季節がやってきます♪ 無印良品から登場した鍋スープから、今回取り上げるのは「サムゲタン鍋」と「トムヤムクン鍋」。
毎年発売され、人気の同商品をアジア好きの筆者が食べ比べしてみました!
〇〇でまろやかさをプラス!「トムヤムクン鍋」
トムヤムクンといえば、甘く、酸っぱく、辛いタイ料理を語るには欠かせないスープ。このなんとも言えない独特の風味が、一度食べるとハマってしまうんですよね。
無印良品のトムヤムクン鍋スープは、水と牛乳で薄めて使います。レシピ本などで出回っているトムヤムクンレシピはココナッツミルクを使うものが多くみられますが、本来タイではエバミルクを使います。
日本では、ココナッツミルクはもちろんエバミルクもそこまで手に入りやすくないので、牛乳で代用できるのはうれしいですよね。もちろん、ココナッツミルクがあれば使うのもアリだと思います。
これこれ、この酸っぱ辛さ!
トムヤムクンに欠かせない具材といえば、やはり海老でしょう。ほかにも鶏肉や鍋用の野菜、お好みでパクチーを入れるとより本場っぽい味わいになりそうですね。筆者はパクチーが苦手なので今回は割愛しましたが、お好みの方はどうぞ。
ひと袋で2~3人前なので、今回は半分にしてひとり鍋で試食です。本来であればトムヤムクンスープひと袋に牛乳100cc、水300ccを加えて薄めて使います。もちろん、野菜から水分が出ることを計算して、あらかじめ水を少なくしておくと味の調整がしやすいかもしれません。
グツグツ煮込んで、さっそくいただきます!
煮込むそばから漂う、すっぱいような辛いようなあの香り……。まさに、タイ料理店でトムヤムクンが運ばれてきたときのあの香りです。これはアジア好きにはたまらない香りでしょう!
魚醤の旨みやと海老、チキンの旨みをぎゅぎゅっと感じる旨辛スープが具材に絡み、酸っぱさと辛さのバランスが絶妙です! 具材の海老や鶏肉の量が少なくても、スープに旨みが詰まっているので、まったく物足りなさを感じません。
むしろ具だくさんなので、トムヤムクンスープを飲むよりも、いろいろな具材の旨みが溶け込んで、おいしさの相乗効果を感じる気がします。スープの辛さに牛乳のまろやかさが加わって、トムヤムクン初心者の方でもチャレンジしやすい味ですよ。シメはアジアっぽく、ビーフンなんていかがでしょう?
しょうが効果でからだポカポカ♪ 「サムゲタン鍋」
さあ、お次は韓国を代表するサムゲタンをベースにした鍋を試食してみましょう! 韓国では丸ごとの鶏肉にナツメやもち米を詰め、何時間もじっくりと煮込んで作る、大変手間のかかるスープです。
寒さが厳しい韓国では、しょうがやにんにくを使い、とろみがついたサムゲタンは冬の定番。からだのなかから温まって寒さをしのぎます。そんな手間のかかるサムゲタンが、水を注いで具材を煮込むだけで味わえるなんて、とても手軽ですよね。
こちらも濃縮タイプなので、ひと袋に対して水400ccで薄めて使います。まだ煮込む前ですが、濃厚なチキンとしょうがの香りが食欲をそそります……!
濃厚チキンスープで本格的!
野菜と肉に火が通ったら食べごろです。ほんのりととろみがついたスープは、すりおろしたしょうががたっぷりと使われているのが目に見えてわかります。これはからだが温まる~! 煮込んであるので、しょうがの辛さはそれほど感じられず、野菜の旨みとうまくマッチしている印象です。
濃厚ながらすっきりとした旨みのスープは、鶏肉やしょうが、にんにく、野菜の旨みが溶け込んで、ずっと飲んでいたくなるほどのおいしさ。トムヤムクンほどクセがないので、辛い物が苦手な方や子どもでも安心して食べられそうですよ。
最後はごはんを加えて軽く煮込み、溶いた卵を流し入れておじやでシメました。具材の旨みが溶け込んでランクアップしたスープを含んだごはんは、お腹いっぱい鍋を食べた後でもするすると吸い込まれていくおいしさです。
パッケージ裏でおすすめしていた、キムチを加えたピリ辛アレンジも味の印象が変わっておもしろそうですね♪
この冬はお手軽アジア鍋で決まり!
どちらの鍋も本場の味が忠実に再現されていながら、鍋としてもとても食べやすく作られていました。鍋の具材を煮込むことでさまざまな旨みが加わり、スープだけを評価するなら、本来のものよりもかなりおいしく感じますよ。
この冬は、無印良品の鍋スープで、ほっこりとからだのなかから温まってくださいね!
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
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