伝統を守る日本酒「川越」って?特徴や原料・味わいについて

芋焼酎「川越」をご存知ですか?宮崎県の酒造場で造られていて江戸時代から守り続けられた味は一級品。機械化などを一切おこなわず、毎年限定数を生産するプレミア焼酎です。今回はそのおいしさやこだわりをご紹介!お盆の帰省の手土産などにいかがですか。

芋焼酎川越とは

製造は株式会社川越酒造場

「川越」が作られているのは宮崎県の国富町にある「株式会社 川越酒造場」。

江戸時代より続く蔵の周辺はかつて江戸時代の天領であり街もにぎやか。周辺の寺社に納める奉献酒などを中心に受注量も豊富にあった川越酒造場でしたが、時代の流れにともなって昭和、平成に入るころには受注も減少傾向にありました。

この流れを食い止めたのが19代目杜氏・川越雅博氏です。熟練された技法や伝統を守り続けるこだわりによって、2008年にはANAの国内線ファーストクラスで提供されてからはその名は改めて全国区に広がりました。

守り続けられる伝統と技術

「川越」を作るうえでのこだりは、あえて機械化をせず、人の技術を重んじた点です。明治初期に建てらてた蔵には備前焼の甕がずらり。空調施設がない蔵の中では、発酵から蒸留まで、熟練された職人の勘が働きます。

伝統的に守られた甕の性格、気候や湿度による熟成までの時間などが日によって違うことで、機械ひとつのデータでは見られない所にこだわりを持っているのですね。

こだわりの原材料にも注目

「川越」の原材料は、薩摩焼酎などにも用いられる黄金千貫と、タイ米の麹米を使用しています。

清酒などに用いる日本米などが使われることが多い中で、あえてタイ米を使うのは伝統的に守られたこだわり。焼酎の歴史そのものに注目して、もっとも醸造に適したお米を選んでいます。このこだわりによって、香りが抜けない骨のある味が仕上がるのですね。

味は?おすすめの飲み方は?

あま味と芯の通った香り

川越のおいさしさの秘密は、熟練された技術だけではありません。仕込みの日の朝掘る、黄金千貫の質のよさもその秘密のひとつ。

新鮮な芋をその日のうちに使用することで、ふわっと香るフルーティな味わいを感じることができます。そこに人の五感を使った技術が加わることで、あと味がキリッとしまった絶妙な飲み口に仕上がるのです。

季節や飲むシーンに合わせて飲もう

薩摩焼酎といえば、お湯割りにしてその風味を感じることがおすすめです。「川越」もお湯わりにすると、芯のブレない芳醇な香りを楽しむことができます。

しかし、焼酎といえど、ロック、水割りなどの決まった飲み方にこだわる必要はありません。おいしい焼酎だからこそ、誰と飲むか、どんなお料理に合わせるかによって飲み方を変えて◎

定価で購入できる販売店は?

「川越」は720mlで1,300円台から。また、壺熟成したものは1,800mlで7,000円台から販売されています。プレミアがつく焼酎になると、定価を大幅に上回って販売されていることが多いので注意が必要です。

気がついたら定価の倍になることも。希少価値の高い焼酎であっても正しい価格で購入したいものですよね。

「川越」はもともと生産量が少ない銘柄なので、全国的に流通するほど量産されていることはありません。信頼のある小売店に卸されることが多く、その場所は宮崎県を中心に九州や西日本に存在しています。

また、「川越」のみに絞って販売店を探すなら、「特約店」を探すのもひとつ。ウェブで川越の特約店を探すと、ネット販売も可能な酒屋さんがヒットすることがあります。

川越の魅力の虜になりそう!

川越は、お店の存在さえ危ぶまれた危機的状況から再建された酒造場。全国に量産していくことを目的とせず、徹底的にその「伝統の味」を守り続けることによって今や全国にそのファンが根づくほど人気となりました。ANAのファーストクラスに採用されるほど、その味はお墨付きに。ぜひ、試してみたい味ですよね。

クセをおさえた味であるからこそ、贈答品にもぴったり。夏の帰省土産などにもおすすめですよ。飲んだことがない方はぜひ、その逸品の味をお試しくださいね。
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