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明治13年創業!浅草の老舗「神谷バー」とは
浅草駅から出てすぐ、馬道通りと雷門通りの角にある「神谷バー」。浅草の待ち合わせスポットとしても有名なバーです。
1階はお酒を楽しみたい方にぴったりなバー、2階はお酒もお料理も両方楽しめる洋風レストラン、3階は落ち着いた雰囲気の和食割烹と異なるテイストのお店になっています。訪れる方やシーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
歴史を感じるレトロな店内
1階のバースペースは大正時代から使われている本館60席と新館86席があり、広々としています。中でも本館は2011年に登録有形文化財に指定されているので、あちこちに歴史を感じることができます。
よく磨かれた床と清潔感のある店内は、開店と同時にあっという間に満席になるほどの人気。多くの文豪も通ったという神谷バーは、レトロな中にも新しさが感じられます。
130年を超える歴史
神谷バーが創業されたのは、1880年(明治13年)のこと。当時は同じ浅草の花川戸という場所でお酒の一杯売りのお店を営んでいました。
「神谷バー」と名前を改めたのは1912年(明治45年)。1921年(大正10年)に現在の場所に移転しました。日本発のバーとしてその名を知られるようになり、今もなお多くの方に親しまれています。
かの有名な太宰治の「人間失格」にも登場するお酒「電気ブラン」は、神谷バーの代名詞ともなっています。
神谷バー名物「電気ブラン」!ビールと一緒に飲む?飲み方は?
現在の電気ブランが生まれたのは1882年(明治15年)。今から130年以上も昔なんです。電気ブランの「ブラン」はブランデーのブランのこと。そのほかにジン、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされています。
当時のアルコール度数は45度。その強さも「電気ブラン」のネーミングの由来になったそう。今はアルコール30度、「電気ブラン<オールド>」は40度です。
氷を入れてロックで飲むスタイルのほか、ソーダやジンジャーエールで割るのもおすすめ。お酒好きな方は、ビールをチェイサーに電気ブランを飲む方もいらっしゃるんですよ。
神谷バーのおすすめドリンクメニュー
ハチブドーパンチ
女性に人気の「ハチブドーパンチ」は、フルーツを漬けこんだハチミツ入りの甘いぶどう酒のソーダ割り。サングリアに似た風味で飲みやすいですよ。すっきりとした飲み口は、神谷バー定番のカクテル。
電氣ブランサワー
ハーブ系の香りと独特の甘い風味が特徴の「電気ブランサワー」は、まるでレモンスカッシュのような見た目。グラスのレモンとチェリーが添えられていて女子心をくすぐります。レモンの酸味と電気ブランの甘さが夏にぴったりの一杯です。
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