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食パン型の種類と選び方
サイズで選ぶ
1斤型
食パンを1斤、2斤といいますが、そもそも「斤」とは質量を表す単位。もともとの日本の単位では1斤=600gだったのですが、パンの輸入によりそのひと袋分の重さで1斤=340gから500g程度、ということになったんだそう。つまり、通常の単位「斤」とパンのサイズを表す「斤」は別と考えなければならないということ。
そういうわけで、340gから500g程度のパンを焼くなら1斤型となります。
2斤型
2斤は1斤の倍。型の形にもよりますが、横にも縦にも大きなサイズです。1斤と2斤の間に1.5斤型というのがあり、これは510g以上のパンの重さをいいます。2斤の食パンは1.5斤よりもひとまわり大きなサイズです。
素材で選ぶ
アルタイト
アルタイト(アルスターとも)とは、スチールにアルミメッキを施したもの。かなり頑丈で熱伝導もいい型です。アルタイト型は購入したらまず空焼きをしなければなりません。パンの型離れ、火の通りをよくするためにも大事な工程です。
テフロン
テフロンはフライパンや炊飯器釜などにも使われている加工です。空焼きの必要なく、手入れも簡単なのが魅力。アルタイトなどの場合はパンを焼く前にショートニングやバターなどを型に塗っておかなければパンが型離れしにくくなりますが、テフロン加工の型はするっと抜けます。
シリコン
シリコン製の型は、耐熱性に優れて柔軟な素材なのがメリットです。やわらかい素材なので、焼きあがったパンを型から外しやすいです。お手入れしやすいのもポイントですね。ただ、熱伝導はあまりよくないので、そこが気になるのであれば別の素材がおすすめです。
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