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一度は飲みたい!憧れのエシェゾーワイン
「エシェゾー」とは
「エシェゾー」とは、フランス・ブルゴーニュ地方のフラジェ・エシェゾー村にある畑の名前です。この畑は、最上級のブドウを産出する特級畑「グラン・クリュ」に格付けされており、ここで栽培されたブドウから成るワインは、一般的に高品質なものとして取り扱われています。
ひとつの畑を複数の生産者が分割して所有しているため、ひと口にエシェゾーのワインと言っても、その味わいはさまざまです。
代表的な生産者(ドメーヌ)
ワイン生産者のことを「ドメーヌ」と呼び、エシェゾーのドメーヌは全部で84です。「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)」を始めとし、「デジャック」「エマニュエル・ルジェ」「メオ・カミュゼ」「メゾン・シャルル・トーマ」「ドメーヌ・ジョルジュ・ノエラ」など、名だたる生産者がこの畑でブドウを栽培しています。
地理条件
エシェゾーは、標高約250~300mの場所に位置し、丘の上から谷間にかけての急斜面になっています。上部はかなり傾斜がきつく、日当たり・水はけ共にすぐれているものの、下部は比較的なだらかな斜面でそれほど水はけがよくありません。
そのため、エシェゾーの中でもどの区画で栽培されたブドウかによって、ワインの仕上がりに差が生まれ、価格にも反映されてきます。
エシェゾーワインの特徴
ブドウの品種
エシェゾーで栽培されるブドウは、ブルゴーニュ地方原産のピノ・ノワール種のみです。ピノ・ノワールは、寒さに弱く、他のブドウに比べて栽培が難しい品種。繊細な口当たりとベリーに似た華やかな香りが特徴的で、上品でエレガントな赤ワインの醸造に大変適しています。
果皮が薄いため、透明感のある美しいルビー色をしたワインが造れるのも持ち味です。熟成するにつれ複雑味がさらに増すため、製造方法によってさまざまな味わいのワインを生み出すことができます。
▼ピノ・ノワールについてはこちらも要チェック!
味わいや香り
エシェゾーのブドウから造られたワインは、やわらかなタンニンと、フルーティーでまろやかな味わいが特徴的。若いヴィンテージの場合は、バラやスミレ、チェリーなどのフレッシュな香りがしますが、熟成を重ねるにつれ、なめし革や動物、スパイスなどの、複雑なアロマが引き出されていきます。
インパクトの強い肉料理とよく合い、鴨や野ウサギなどのジビエとも相性抜群です。クセの強いウォッシュタイプのチーズとも絶妙にマッチします。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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