安渓鉄観音

中国福建省南部、泉州市安渓県で作られている「安渓鉄観音」。年に4回ほど収穫され、そのうち春に摘まれる「春茶」は最高の味と評されています。フルーティーな風味と明るい杏子色がかわいらしい、「THE鉄観音」という風味や見た目を楽しめる銘柄です。

木柵鉄観音

台湾を代表する半発酵の銘茶で「鉄観音種」の茶葉から作られています。春と冬摘みしたものが特においしいとされています。オレンジ系の鮮やかな色のお茶で、冷やしてもその風味を損なわないおいしいお茶を淹れることができます。発酵度、焙煎度も高く、2から3年ほど寝かせるとビンテージワインのような深みがある味を楽しめると言われています。

鉄観音の基本の淹れ方と飲み方

中国茶の淹れ方には、本格的な蓋碗、茶海、飲杯、水盂というお茶器のセットがあります。しかし、それぞれ代わりのものを使ってもお茶を淹れることができるので、お茶器を持っていないという場合でもお家でおいしい中国茶を淹れることは可能です。

淹れ方

まずは茶器を温め、100℃前後に沸騰させたお湯を準備します。茶器を温めておくと、茶葉が開きやすく、お茶の香りや味が引き立ちやすくなります。茶葉5gに対してだいたい100mlのお湯を目安に注ぎます。このときのお湯は数秒で捨てます。 これを洗茶といい、茶葉をきれいにする役割から、茶葉を短時間で開かせ、飲む準備をはかどらせるという重要な工程です。また、洗茶することで茶葉の温度が上がることから、茶器やお湯の温度が下がりづらく、テルペンやポリフェノールという発酵茶ならではの酸化物を効率的に抽出できるようになります。

飲み方

先ほども紹介した通り、中国茶は1煎目を飲まずに捨てる洗茶という過程があります。2煎目の前にはすぐにお湯を入れるのではなく、10秒から20秒ほど置き、茶葉を蒸らしておくと葉が広がりやすく、2煎目以降にお茶を抽出しやすくなります。 2煎目以降はお好きな濃さで飲めるように、蒸らし時間を調整すると◎ 鉄観音は7煎目までおいしくいただける風味豊かなお茶。自分が好きだと思える濃さを見つけてみましょう♪

人気のおすすめ鉄観音茶5選

1. 10年以上寝かせたビンテージ風味の安渓鉄観音

ITEM

陳年鉄観音1997年30g

¥1,400

内容量:30g

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10年以上寝かせて、ビンテージワインのような深みのある風味を実現した鉄観音茶。5年以上寝かせた後に再度焙煎することで、通常の鉄観音の風味により深い旨みを加えることができます。家事の間の息抜きや就寝前のリラックスタイムになど、おいしく飲めるお茶です。
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