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なぜお米に虫がわくの?予防方法と対処法
いざお米を洗おうとしたら、虫がわいていてびっくりした経験はありませんか?全部捨ててしまうのはもったいないけれど、食べられるかどうかも気になりますよね。
この記事では、虫がわく原因や対策方法、虫がわいてしまったお米は食べられるかどうかをご紹介。虫がわいてしまった場合は正しく対処し、虫がわくのを防ぎたい場合はしっかりと予防しましょう!
この記事では、虫がわく原因や対策方法、虫がわいてしまったお米は食べられるかどうかをご紹介。虫がわいてしまった場合は正しく対処し、虫がわくのを防ぎたい場合はしっかりと予防しましょう!
お米に虫がわく原因
- 米袋の中で卵が孵化する
- 米袋の外から侵入する
米袋の中で卵が孵化する
貯蔵前、また貯蔵時に虫の卵が産みつけられて出荷されることがあります。つまり製造過程からお米に虫が入ってしまい、そのまま運ばれてしまうケースがあるのです。
卵を産みつけられたお米は割れやすいため多くは精米時に取り除かれますが、100%ではありません。未開封のお米であっても、虫がわいてしまうことがあるということを覚えておきましょう。
卵を産みつけられたお米は割れやすいため多くは精米時に取り除かれますが、100%ではありません。未開封のお米であっても、虫がわいてしまうことがあるということを覚えておきましょう。
米袋の外から侵入する
米袋には小さな通気口が開いており、その穴から虫が侵入したり、米びつがしっかりと密閉されていないなどの理由で、元々家にいた害虫が侵入したりすることがあります。虫は嗅覚が優れているので、小さな穴や隙間から漏れるお米の香りをかぎ分けて侵入してしまうのです。
なかには米袋を食い破って侵入する虫も。そのため購入した袋のままで保存するのは避けるようにしましょう。
なかには米袋を食い破って侵入する虫も。そのため購入した袋のままで保存するのは避けるようにしましょう。
お米にわく代表的な虫の種類
コクゾウムシ
お米にわく虫のなかで代表的なのが、別名 “米くい虫” とも呼ばれる「コクゾウムシ」です。大きさは幼虫で約1mm、成虫で2〜2.5mmほどで、頭の先がゾウの鼻のような形をしているのが特徴。
コクゾウムシは口を使って米に穴をあけ、その中に産卵します。低温には弱いですが、気温が20〜30℃になると産卵から1ヶ月ほどで成虫に成長。お米以外に、小麦粉やパスタなどにも発生する場合があります。
コクゾウムシは口を使って米に穴をあけ、その中に産卵します。低温には弱いですが、気温が20〜30℃になると産卵から1ヶ月ほどで成虫に成長。お米以外に、小麦粉やパスタなどにも発生する場合があります。
ノシメマダラメイガ
「ノシメマダラメイガ」の幼虫は、色が白く細長い形をしているのが特徴。お米と色が似ているため、パッと見ただけでは気付かないことがあります。
幼虫は2mmほどですが、成長すると8~10mmほどの蛾(ガ)に。蛾に対するアレルギーがある場合、幼虫のフンや鱗粉(りんぷん)によってアレルギー症状を引き起こすおそれがあるので注意が必要です。(※1,2)
幼虫は2mmほどですが、成長すると8~10mmほどの蛾(ガ)に。蛾に対するアレルギーがある場合、幼虫のフンや鱗粉(りんぷん)によってアレルギー症状を引き起こすおそれがあるので注意が必要です。(※1,2)
虫がわいてしまったお米は食べられる?
お米に虫がわいてしまったら捨てるしかないと思われるかもしれませんが、しっかりと虫を取り除けば、基本的に食べても問題はありません。理由はお米に発生する虫には毒がないためです。
ただし虫がついた米は味が落ちたり、人によっては蛾やダニによってアレルギー症状を引き起こしたりするおそれがあります。心配な場合は食べるのを控えましょう。また食べていて異変を感じたら、すぐに食べるのをやめることも大切です。(※1,2)
ただし虫がついた米は味が落ちたり、人によっては蛾やダニによってアレルギー症状を引き起こしたりするおそれがあります。心配な場合は食べるのを控えましょう。また食べていて異変を感じたら、すぐに食べるのをやめることも大切です。(※1,2)
お米にわいた虫を取り除く方法
- ザルでふるいにかける
- 日陰干しをする
- 水で浮かせる
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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