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エールビールとは?
ビールの主原料は、麦芽とホップと酵母と水。麦汁に酵母を入れて発酵させる製造過程で、アルコールと炭酸ガスが発生しビールに近づくのです。この、発酵の過程での違いによって、呼び方が変わってきます。
今回ご紹介するエールビールの発酵方法は、古くから親しまれてきた方法です。麦汁に酵母を投入して発酵が進むと、酵母が表面に浮き上がってくるので「上面発酵」とも呼ばれています。常温からやや高温という環境で発酵が進められ、期間は3~4日程度です。その後2週間ほど熟成されます。
エールとラガーの違い
「エール」のほかに「ラガー」と呼ばれるものもあります。この呼び方の差は、醸造方法。エールは常温~高温で発酵する「上面発酵」でしたね。一方のラガーは、「下面発酵」といわれるものです。下面発酵は、温度を5度くらいに保って1週間ほどかけて発酵を進めます。熟成期間は1ヶ月と、エールに比べて長めです。
この方法だと、酵母が下に沈んでいくので「下面発酵」と呼ばれるようになりました。低温で発酵を進めることで、雑菌の繁殖がしにくい環境になります。製造管理が楽になるので、今では世界的に主流の発酵方法です。
飲み口にも、大きな差があります。のどごしがよくスッキリしているのが「ラガー」、香り高くマイルドなのが「エール」というとわかりやすいかもしれません。飲み頃とされる温度にも差があります。日本ではビールは冷たいからこそおいしいという考えが一般的かと思いますが、エールは少し違うんです。
エールビールは常温がおいしい?
ラガーが主流の日本では、ビールはキンキンに冷やして飲むものとして広く知れ渡っていますが、エールが主流のヨーロッパでは常温でも楽しまれているんです。そもそもエールビールは常温以上のあたたかい環境で発酵されるので、常温も飲み頃だというのもわかりますよね。
常温で飲むことで、エールビールの持つ芳醇な香りがより一層引き立ち、それぞれのビールの特徴がはっきりとわかります。ベルギーやイギリスでは、エールビールは常温で提供されるパブも多いんだそう♪グラスに注いでから、そのグラスを両手で包み込んで少し温めると、冷たいときとはまた違った味わいが感じられます。
おすすめエールビール10選
1. 国産のエールビールの定番「よなよなエール」
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クラフトビール ヤッホーブルーイング よなよなエール ペールエール 缶 350ml
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濃いゴールド色をした「よなよなエール」。柑橘系のようなフルーティーな香りが特徴です。鼻に抜ける香りも心地よく、週末のおだやかな時間にぴったり。日々の疲れを優しく癒してくれます。エールビール初心者の方にもオススメです。
2. エールビール好きなら知っている「ヨコハマ・エクストラ・ペールエール 」
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YOKOHAMA XPAヨコハマ・エクストラ・ペールエール サンクトガーレン
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容量:350ml
※2018年4月30日時点
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日本のエールビールの先駆者ともいえる「サンクトガーレン」が手がける「YOKOHAMA XPA」。World Beer Awardで2回、世界一に輝いています。透明度の高い水を使用しているのが特徴です。ホップを通常の4倍使用しているので、ビターな仕上がりになっています。
3. 今までにない衝撃のエールビール「 麦のワイン エル・ディアブロ」
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サンクトガーレン 麦のワイン エル・ディアブロ
¥1,080〜
容量:300ml
※2018年4月30日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
こちらも同じく、「サンクトガーレン」の商品です。サンクトガーレンの商品のなかでも苦み、コク、香りが一番強い「麦のワイン el Diablo」は、今までのビールの概念を覆す衝撃的な味わいです。濃密でとろりとした、蜜のような口当たりで、一度飲んだらきっと虜になります。
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