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辛口白ワイン「シャブリ」の魅力
シャブリとは
シャブリはフランスのブルゴーニュ、世界で最も有名なワイン産地のひとつで作られているワインです。使われるのは「シャルドネ」と呼ばれるブルゴーニュ原産の白ブドウ。シャブリに使われるシャルドネの栽培地は、その名のとおり「シャブリ地区」です。
かつては海の底だったというシャブリ地区は、石灰質の土壌を持っているのが特徴的。そんなシャブリ地区で作られたものだけが「シャブリ」と名乗ることができ、最上級ワインとして認められています。
どんな味わい?
シャブリの特徴はなんといってもその「鋭い酸味」。冷涼な地域で製造されるので、凜としてしっかりとした酸味が作られます。また、古代は海だった土壌で栽培されたブドウにはミネラルがたっぷり!そのため、すっきりとした飲み心地を提供してくれます。
キレが良く爽快な味わいのシャブリですが、樽香をつけるか否かで論争が続いているそう。慎重に樽香をつける作り手もいれば、シャブリのキレと味わいを残すためあえて樽香をつけない作り手もいるようで、なかなか奥が深い世界のようです。
こんな料理にぴったり
シャブリは魚介や野菜との相性が良いのがポイント。また、その性質から和食にも合うと評判です。とくに良く合うのが「牡蠣料理」。生の牡蠣にレモンを搾って食べることも多いですが、酸味の強いシャブリもレモンと同様相性が良いのです。
そのほか、アサリの酒蒸しや焼き魚など、日本で食べられる食材との相性もバッチリ!
シャブリの4つのランク
シャブリ グランクリュ
生産量がシャブリ全体の2%と非常に少ない最高級シャブリです。10年以上熟成させることで、まろやかな酸味と上品で深みのある味わいを楽しむことができます。
こちらは若干高めの「10~12度」で飲むことで、味わいの厚みや複雑さを堪能できるでしょう。
シャブリプルミエクリュ
こちらの生産量はシャブリ全体の14%。グランクリュは特級畑で作られますが、「プルミエクリュ」はその次に条件の良い1級畑で作られます。
2~3年の熟成ですっきりと飲みやすく、5年以上でコクのある味わいに。こちらも10~12度でいただくと良いでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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