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前代未聞の金平糖にネット騒然!
みなさんは北九州市へ行ったことがありますか。昔から八幡製鐵所(いまの新日本製鉄所)を中心として、数々の大規模工場があったことから、「工業の街」「鉄都」として知られています。
2015年7月に旧八幡製鐵所などが世界文化遺産に登録されたことから、一躍脚光を浴びるようになり、それをきっかけに作られた鉄味の金平糖「鐵平糖(てっぺいとう)」が評判になっています。その鐵平糖の味や販売店情報などをご紹介します。
鉄の風味にご注意ください「鐵平糖」
見た目はシンプルな金平糖ですが、なんと鉄の味がするという変わり種お菓子なのです。鐵平糖の試作段階では塩分が入っていたため、「鉄棒みたいな味が……」「口の中を切った時のような……」と鉄サビや血を思わせる味で、評判は散々だったようです。塩分と鉄分の調整を何度も繰り返し、最後にやっと現在の味に落ちつき商品化にこぎつけました。
絶妙でおもしろい味加減がメディアやネットで話題となり、また北九州世界遺産のおみやげ品として認定されたこともあり、すでに5,000箱以上を販売するヒット商品となっています。
見た目はやや黄色がかった白い普通の金平糖ですが、ひとつ口に放りこむとなんともいえない微妙な味が……。たしかに鉄のような味わいがしますが、慣れてくるとこんな味もアリ!という好意的な意見も多くあります。
見た目も形も金平糖そのものなので、甘いイメージという先入観のせいかどうしても鉄の味になじめない、甘さが感じられないという声も聞かれます。みんなの驚く顔が見たくて、わざと職場で配っているというイタズラ好きな人もいるそうですよ♩
千草ホテルにて購入可能!
鐵平糖を開発したのは八幡東区にある「千草ホテル」です。レストラン運営に関わる女性担当者が、2015年に官営八幡製鐵所などが世界文化遺産に登録されたのをきっかけに、「ものづくりを大切にしてきた北九州らしさがあるおみやげを」という思いで企画・開発。
金平糖を作る地元の製菓会社に協力を依頼し、半年以上におよぶ試行錯誤の末に2016年3月に完成しました。食べられる水酸化鉄をまぶした金平糖を「鐵平糖」とネーミングし、千草ホテルのフロントやカフェで販売するようになったそうです。
北九州市のほかの場所でも買えます
鐵平糖は千草ホテルだけでなく、北九州市内のほかのお店でも購入することができます。いのちのたび博物館内にあるミュージアムショップや、北九州市観光協会のおみやげショップ「よりみち」。さらには小倉井筒屋本館地下1階にあるギフトサロンでも販売しています。
北九州観光でこれらの場所を訪れることがありましたら、ぜひ立ち寄って購入してみてはいかがでしょうか。
東京でも購入できます!
鐵平糖は北九州市内だけでなく、東京でも買うことができるんです!つくばエキスプレスの「浅草駅」がある国際通り、そこからふた筋東に「まるごとにっぽん」があります。
東京ではあまり知られていない全国の隠れた名産品を展示・販売する商業施設で、3階の「おすすめふるさと」コーナーに北九州圏のアンテナショップがあり、そこで購入することができるそうです。近くへ立ち寄った際には一度訪れてみてください。
おもしろみやげにネジチョコもいかが?
見た目はまさに錆びたボルトとナット!テーブルの上に置いてあると、なんでこんなところに……と思わせるビジュアルですが、食べるとしっかりとおいしいチョコレートなんです♩またナットにボルトを入れて、クルクルと回すことができるのが楽しいですね。
この商品も八幡製鐵所の世界文化遺産登録を契機に開発されましたが、なんと3Dプリンターで作っているというから驚きです!北九州市内の空港や駅、百貨店などで販売されていますが、製造している「グラン ダ ジュール」でネット通販もしています。ご利用の方は下のリンクからどうぞ。
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