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1888年創業!食パン発祥のパン屋、横浜元町「ウチキパン」
日本のパン屋さんとして、パン好きなら知らない人はいない、横浜・元町の「ウチキパン」。
お店があるのは、横浜元町・仲通りのほぼ終点位置。みなとみらい線・元町中華街駅からは、5番出口を出てすぐ近くです。お店の向かいが元町プラザなので、元町プラザを目指すとわかりやすいかもしれません。
お店があるのは、横浜元町・仲通りのほぼ終点位置。みなとみらい線・元町中華街駅からは、5番出口を出てすぐ近くです。お店の向かいが元町プラザなので、元町プラザを目指すとわかりやすいかもしれません。
ごく普通のこぢんまりとしたビル1階に入る「ウチキパン」。白いファサードにガラス張りの外観が目印です。そんなお店には、営業時間前から行列がちらほら。地元の常連はもちろん、パン好きや観光客もわざわざ訪れるほどの人気ぶりです。
お店の中は昔ながらのパン屋さんといったレトロな雰囲気。壁際の棚にパンが所狭しと並び、お目当てのパンを探すお客さんで賑わいます。ちなみにイートインはなくテイクアウトのみ。
ウチキパンの魅力は、創業当時からの普遍的な味を大切にしたパン作り。しかしそれだけでなく、新しいメニューや季節に合わせた限定メニューもラインアップします。常連さんでも飽きない工夫も欠かしません。人気を集めた限定パンを、常設メニューとして復活したこともあるそうです。
ウチキパンの魅力は、創業当時からの普遍的な味を大切にしたパン作り。しかしそれだけでなく、新しいメニューや季節に合わせた限定メニューもラインアップします。常連さんでも飽きない工夫も欠かしません。人気を集めた限定パンを、常設メニューとして復活したこともあるそうです。
現在の「ウチキパン」になるまでの歴史
そもそも「ウチキパン」は、なぜそこまで人気になったのでしょう。それには、古くからの歴史がありました。
横浜開港以来、多くの在日外国人がこの街に住むなかで、イギリス人のパン職人ロバート・クラークが外国人船員向けにパンの販売を始めたんです。この頃は、まだ日本人が家庭用にパンを買うという習慣はありませんでした。
1888年、そのお店で修業していた打木彦太郎が、イギリスのパン職人から暖簾を引き継いで始めたお店が「横浜ベーカリー宇千喜商店」。現在の「ウチキパン」です。
元来イギリスでは「パン=ブレッド=食パン」で、これを日本式の食パンとして一般家庭向けに販売を始めたのがウチキパンだったのです。
横浜開港以来、多くの在日外国人がこの街に住むなかで、イギリス人のパン職人ロバート・クラークが外国人船員向けにパンの販売を始めたんです。この頃は、まだ日本人が家庭用にパンを買うという習慣はありませんでした。
1888年、そのお店で修業していた打木彦太郎が、イギリスのパン職人から暖簾を引き継いで始めたお店が「横浜ベーカリー宇千喜商店」。現在の「ウチキパン」です。
元来イギリスでは「パン=ブレッド=食パン」で、これを日本式の食パンとして一般家庭向けに販売を始めたのがウチキパンだったのです。
ウチキパン名物は、愛され続ける「イングランド」
ウチキパンを代表するひと品、創業時から変わらない「イングランド」。4斤分が1塊になった1本は、真四角ではなく山がふんわりと盛り上がっていて、昔ながらのかわいいフォルムです。
スーパーやコンビニで売られているパンは甘みが強いことが多いですが、ウチキパンの食パンは主食として食べることが想定されているので糖分はほとんど含まれず、甘みはありません。もっちりとした食感と小麦の香り、パン好きなら食べておきたいひと品です。
スーパーやコンビニで売られているパンは甘みが強いことが多いですが、ウチキパンの食パンは主食として食べることが想定されているので糖分はほとんど含まれず、甘みはありません。もっちりとした食感と小麦の香り、パン好きなら食べておきたいひと品です。
日本で初めて一般向けに販売された食パンは、ウチキパンの「ゴールデン食パン」。当時はイーストなどがなく、パン職人はそれぞれ酵母からパン作りをおこなっていました。
横浜では国産ビールが作られていてホップが手に入りやすかったので、ウチキパンではホップを素にした酵母を作っていました。イーストから作る現代のパンに比べると、膨大な手間と時間。
今では名前こそ「イングランド」に変わりましたが、その作り方は創業から変わりません。
横浜では国産ビールが作られていてホップが手に入りやすかったので、ウチキパンではホップを素にした酵母を作っていました。イーストから作る現代のパンに比べると、膨大な手間と時間。
今では名前こそ「イングランド」に変わりましたが、その作り方は創業から変わりません。
お客さんのなかには、何十年と通っている常連さんも多数!普遍的で変わらないおいしさを食べたくなるんだそうです。
しっとり・もっちりなのに歯切れがよくて、甘みが少ない分食べやすい!ボリュームがありますが、ペロリと食べられてしまうおいしさです。
好みの厚さに切ってもらえるので、その日の気分や食べ方に合わせられるのもいいですね。翌日以降に食べてもやわらかくてモチモチな食感。まさに、家庭で「主食」として味わうためのパンです。
しっとり・もっちりなのに歯切れがよくて、甘みが少ない分食べやすい!ボリュームがありますが、ペロリと食べられてしまうおいしさです。
好みの厚さに切ってもらえるので、その日の気分や食べ方に合わせられるのもいいですね。翌日以降に食べてもやわらかくてモチモチな食感。まさに、家庭で「主食」として味わうためのパンです。
角食パン「ゴールド」も見逃せない
ウチキパンの食パンは、「イングランド」だけでなく「ゴールド」もおすすめ。上質な小麦を使用した定番の角食パンです。
きめの細かい生地は弾力があり、ふわふわもちもち食感。バターの良い香りとほんのり自然な甘さが広がり、子どもから大人まで楽しめます。トーストでサクッと食感を味わうのもおすすめ!
きめの細かい生地は弾力があり、ふわふわもちもち食感。バターの良い香りとほんのり自然な甘さが広がり、子どもから大人まで楽しめます。トーストでサクッと食感を味わうのもおすすめ!
ウチキパンで人気のおすすめパン5選
1. キーマカレーパン
打木現社長もお好きだという、キーマカレーパン。マヨネーズをのせて焼いた、昔ながらのお惣菜パンといった見た目です。
辛さは控えめですが、しっかりスパイスの風味を感じられるキーマカレー入りで、大人も満足の味。揚げてないので油っこくなく、女性にも人気だそう。
辛さは控えめですが、しっかりスパイスの風味を感じられるキーマカレー入りで、大人も満足の味。揚げてないので油っこくなく、女性にも人気だそう。
2. ピロシキ
素朴な味わいの「ピロシキ」も人気。ケチャップで味付けされた甘じょっぱいひき肉と玉ねぎ、そしてカレーパンのようなサクサクの生地が特徴的です。
サクッと揚げられた外側と、中の生地のモチモチ感が絶品で、やみつきになるおいしさですよ。
サクッと揚げられた外側と、中の生地のモチモチ感が絶品で、やみつきになるおいしさですよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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