ライター : kkk_ooo

アメリカで定番の「クラマト」

そのまま飲んでも、料理に入れても使えるトマトジュース。重宝しているという人も多いと思います。日本では「カゴメ」のトマトジュースが有名ですが、海外でもおいしいトマトジュースはたくさんあります。 そのひとつが米国のモッツ社が販売している「クラマト(Clamato)」。日本のトマトジュースとはちょっと違った味わいを持つドリンクです。今回は、そんなクラマトの魅力を徹底的に調査!クラマトを使うとより一層おいしくなるカクテルや料理のレシピにも注目です。

クラマトとは?

クラマトは、ハマグリエキストマトジュース、スパイシーな香辛料をかけあわせたメキシコの伝統的なドリンクです。ハマグリを意味する「クラム(clam)」と「トマト(tomato)」をかけあわせて名付けられました。 その歴史は古く、1966年に誕生。トマトで煮込んだマンハッタン風のクラムチャウダーをつくりたいと思った従業員によって商品化されましたが、10年前には似た形のドリンクがすでにあったそうです。 アメリカやカナダでは、カクテルなどのアルコール飲料に混ぜるためのドリンクとして知られ、世界各国で人気の商品となっています。

クラマトのメーカー「モッツ」とは

クラマトを販売しているモッツ社は、リンゴジュースやソースをメインとして取り扱っている企業です。1842年に設立された歴史ある企業で、米国建国100周年を祝ったフィラデルフィア万博やシカゴ万国博覧会などで同社の製品が展示されました。 またモッツ社のリンゴジュースは、日本ではほとんど手に入らないとのことですが、amazonにて取り扱っているようです。気になった方は購入してみてくださいね。

貝エキス入りで二日酔いにも効果的?

メキシコでは、二日酔いに効くドリンクとして知られ、よく飲まれているそうです。なぜ、クラマトが二日酔いに効くのか気になりますよね。 実は、クラマトに入っているハマグリエキスに秘密があるんです。ハマグリには、「アラニン」という肝臓の動きを促進させてくれる成分が含まれていて、アルコールを分解しやすくしてくれます。 これにより、体内に残ったアルコールがなくなり、二日酔いが治りやすくなるとのこと。おいしいドリンクで酔い覚ましができるなんて、なんだかうれしいですよね。

クラマトでよりおいしい!カクテルレシピ

ここからは、トマトジュースを使ったカクテルをご紹介していきます。材料のトマトジュースをクラマトに置き換えるだけでさらにおいしくなりますよ。気になったレシピがあったらぜひ、挑戦してみてくださいね。

レッドアイ

「レッドアイ」といえば、ビールをトマトジュースで割ることで知られるカクテルですが、こちらのレシピではひと工夫。 レモンの果汁を加えたクラマトを冷凍庫で冷やしておきます。しっかりと固まったらグラスに入れ、ビールを注げば完成です。最初はビールの味が強いですが、氷が解けてくるにつれトマトの味が濃くなってきます。時間がたつにつれ味わい深くなるカクテルですよ。
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