もはやワインなの!? ハチミツの香り&“極”がつく超甘口「貴腐ワイン」の魅力とは?

独特な酸味や渋みが苦手な人も多いワイン。一方、値段と品質が単純に比例しない奥深さをもつなど、その世界にハマる人も多いですよね。実は、甘口・辛口などで区分されるワインの味わいの概念を覆すようなワインが存在するんです。その名は貴腐ワイン!! さて、どんなお味なの?

もはやワインなの!? ハチミツの香り&“極”がつく超甘口「貴腐ワイン」の魅力とは?

独特な酸味や渋みが苦手な人も多いワイン。

一方、値段と品質が単純に比例しない奥深さをもつなど、その世界にハマる人も多いですよね。

実は、甘口・辛口などで区分されるワインの味わいの概念を覆すようなワインが存在するんです。
それが、

もはや極甘! 格式高くお腐りになった「貴腐ワイン」、その魅力

貴腐ワインとは?

貴腐ワインとは、ぶどうの果皮を浸食する「ボトリティス・シネレア」というカビが繁殖し、ぶどうからは水分が失われて果汁が凝縮し、非常に糖度が高くなることから生まれてくるワインです。この果汁から作られる極甘口のワインが貴腐ワイン。
このワインを口にしたオーストラリアのマリア・テレジア女王は
「このワインには金がとけ込んでいるのね」
と感激し、ルイ14世は
「ワインの王にして王のワイン」
と絶賛したと言われています。

偶然が偶然を呼んで生まれた?「貴腐ワイン」誕生秘話

貴腐ワインができたのは17世紀半ばくらい、ハンガリーのトカイ地方でのことでした。

当時この地域はオスマントルコによって侵略を受けており、収穫時期を迎えていたブドウの刈り入れをすることができずにいました。
収穫されずに放置されたブドウの果実には一面にカビがついてしまい、見た目はまるで干しぶどうのようにしぼんだ状態になっていました。

通常であればこのようなブドウは廃棄されるものですが、これをワインとして加工してみたところ、非常に甘みの強いコクと旨味のあるワインに仕上がったのでした。

出典: sommelierninaru.com

のちの研究によると、夏期に晴天が続き秋口から収穫までの間に朝もやが立ち、午後から晴れるという非常に限定された状況下で、白ブドウ種にのみ繁殖する菌であることがわかったのだそう。
日本の納豆も貴腐ワインも、偶然に偶然が重なって生まれたというのは意外な共通点ですね。

ちなみに、貴腐ワインにはビフィズス菌を作りだすグルコン酸が豊富に含まれているのだそう。

腐ると逆に健康に良い作用が生まれるところも納豆に似ていますね。

泣く子も黙る甘さの恫喝…世界三大貴腐ワイン

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あれすーぱ

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