ライター : kamomm

定番よりも、つい珍しいものを選んでしまうのは ひねくれ者でしょうか……。 モノも食も、ちょっと癖のある方へ近寄りたがり。

おばあちゃんも食べたロングセラーの味

ずっと昔から存在するパン屋さんに並ぶパンはどれも素朴に見えますが、時代を超えて老若男女に愛されているようです。多くの人に好まれ、親しまれてきたロングセラーのパンとはいったいどんなものなのでしょう。今回は、創業60年を超える老舗パン屋さんで作られ続けてきたロングセラー商品を紹介します。

1. 盛岡「福田パン」のコッペパン

1948年に創業した岩手県盛岡市にある「福田パン」は、市内では知らない人はいないほど有名なパン屋さんだそうです。創業60年を超えた今も、パンを買いに市内外から多くのお客さんが絶えないといいます。 店構えは、学校の校舎のよう。えんじ色の三角屋根や、建物に掲げられた丸時計から、親しみやすさがうかがえます。
福田パンの初代社長は宮沢賢治の教え子なんだとか。そのせいか、店内の様子は学校の中にいるようなデザイン。黒板をかたどった枠に並べられた縦書きのメニューや、カウンターごしの注文など、学生生活を思い出してしまう、楽しい内装です。
福田パンの人気商品は「コッペパン」。中でも「あんバター」は幅広くたくさんの人に好まれている味。コッペパンの種類は、定番ジャムやクリーム、おそうざい系まで全部で約50種類もあり、選ぶ楽しさがあることも多くの人が集まってくる理由のひとつなんでしょうね。

店舗情報

舗名:福田パン 住所:岩手県盛岡市長田町12-11 電話番号:019-622-5896 営業時間:7:00~17:00 定休日:お盆 年末年始 参考URL:http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3001022/ 公式URL : http://sweetsguide.jp/sweetsguide/detail/index/id/1299/

2. 浅草「ペリカン」の食パン

1942年に創業したロゴマークが印象的な「ペリカン」は、浅草田原町駅近くに佇む小さな小さなパン屋さんです。ホテルや喫茶店への卸販売を中心に、70年以上営業を続けています。
ペリカンで販売しているのは、「食パン」「ロールパン」「ホットドッグ用のバンズ」の3種類のみ。創業当初には、様々なパンを製造していましたが、その数年後には他のパン屋さんとの競争をやめて、これだけはどこにも負けないといえる3つのパンの販売にしぼったそうです。完売することもめずらしくない、人気の3種のパンを購入したい場合には、予約をしてから買いに行くのがおすすめです。
気になる評判を探ってみると、食パンは耳までやわらかなもちもち食感が好評。ロールパンは、優しげな見た目からは想像しない生地のぎっしり感と、耳たぶのようなやわらかさが人気のようです。こだわり抜いたシンプルなパンの味、どんなものなのか食べに行ってみたくなります。

店舗情報

ペリカン 住所:東京都台東区寿4-7-4 電話番号:03-3841-4686 営業時間:8:00~17:00 定休日:日曜、祭日、夏季、年始 参考URL:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003662/ 公式URL : http://www.bakerpelican.com/
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3. 京都「まるき製パン所」のハムロール

3店舗目は、1947年に創業した京都の「まるき製パン所」。販売は店頭販売のみで、4、5人が横に並べばいっぱいの小さなお店です。店前にお客さんが絶えない様子が、お店の目印になるほど人気のようですよ。
商品棚に目立って並ぶのは、お食事パンやお惣菜パン。朝の6時半から営業するお店には、朝ごはんを買いに利用する学生さんも多いよう。若い人から創業当時を知る人まで、幅広く愛されていることが感じられるパン屋さんです。コッペパンにはさんでいるコロッケや焼きそばなどのお惣菜は、昔から変わらず店内で手作りするスタイル。
おそうざい系コッペパンの中でも特に好評なのが「ハムロール」。具材は、ハムとキャベツのみといった本当にシンプルな内容。大きな口でかぶりついても、口に当たる生地は柔らかく、はさんだ素材との一体感が人気の理由のようです。
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