白金台の隠れ家茶館「ドラロッソ千年茶館」は雰囲気満点!

プラチナ通りから1本入った閑静な裏通りに、独特な雰囲気を醸し出している1軒のお店があるのをご存じですか?知る人ぞ知る隠れ家的なダイニング&バー「ドラロッソ千年茶館」。そこで過ごすひとときには、ほかでは得られない価値があります。

隠れ家の入口は細道の向こうに

白金・白金台エリアを貫くように南北へ伸びる外苑西通り、通称“プラチナ通り”から1本入った裏通りを歩いていると、ふいに現れる2匹の狛犬。その向こうには細道があり、中へと誘うように敷石が並んでいます。

ここは、近隣に住む人たちの間で隠れ家的なスポットとして親しまれている「ドラロッソ千年茶館」。ご覧のとおり、入口からしてほかとは雰囲気が違います。

気後れするような気持ちで中へと足を進めると、可愛らしい坪庭があります。
目に入るのは、池がひとつと微笑む仏像。ちなみにこの仏像、茶神(ちゃじん)と呼ばれているらしい。

茶神の横を通って石でできた階段を下ると、そこがエントランス。ひみつの空間へ踏み入るようなドキドキ感……、人によってはクセになるかもしれませんね。

中国の茶館のような異国情緒にうっとり……

ドアを開けるとすぐに、茶銘が大書された茶色の茶缶が置かれています。そして、その奥には2階へ続く螺旋階段。

こちらがダイニング。
厳か……と表現したくなるくらい雰囲気があります。

まるで上海か台湾の高級茶館。実際、置かれている家具のほとんどは台湾や中国で買い付けたという本物のアンティーク家具で、中には博物館に飾られるレベルのものもあるとか……。壁に飾られた数々の茶器も、おそらくはかなりの名品に違いありません。
螺旋階段から2階へ上がると、そこにあるのはカウンター席とテーブル席。夜には間接照明が灯る、ムーディーな空間となっています。

ここがユニーク!料理は本格イタリアン!

席に座るまでの間にこれだけチャイナな異国情緒を味わうと、提供される料理は点心か中華料理かと考えてしまいそうですが、ドラロッソ千年茶館はイタリアンレストラン。この点こそが同店のもっとも大きな特徴といえるでしょう。

実は、オープン当初は純粋な茶館、中国茶喫茶だったそうで、中国茶について造詣の深いオーナーさんが厳選した茶葉で多くの利用者を喜ばせていたとのこと。そのオーナーが一線を退き、イタリアンシェフの細谷氏が厨房に立つようになってから、今のようなお店に変わっていったのだとか。

都内のイタリアンレストランで修行したのち、トリノの星付きリストランテで経験を積んできたという細谷氏の料理はまさに本格派。お店の顔ともいえるディナータイムのシェフコースが3,800円と、このエリアにあるレストランとしてはリーズナブルな金額も魅力です。

より安価にその味を試してみたいという方には、ランチタイムがおすすめ。パスタコース(前菜・パスタ・デザート・東方美人茶)1,200円、ランチコース(前菜・パスタ・メイン・デザート・東方美人茶)と、こちらはさらにお手頃です。

上質な茶葉の風味を余すことなく楽しめる

そして、食後の中国茶がまたいいんです。期待を裏切らない、極上の風味を楽しませてもらえますよ。これは、茶葉が良いからというだけでなく、それぞれの茶葉の良さを損なわない淹れ方ができているから。

シンプルな白磁のポットと茶碗で出される気取りのないものですが、このお茶を飲むために足を運ぶという人も多いくらいです。

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