ハンドドリップの適温は80~85度です

ここがクライマックス!ドリッパーにお湯を注ぐ工程に入ります。 お湯を沸かしたらまずドリップポットに移します。熱湯でコーヒーを抽出すると風味が逃げて苦みばかり残ってしまうので、ハンドドリップの適温は80~85度と覚えておいてください。こだわる人は温度計で測るそうですよ。 ドリップポットにお湯を入れて1分、コーヒー豆の真ん中の穴にお湯をゆっくりと注いで、穴が埋まったら「の」の字を書くようにお湯を注ぎ、フィルターのふちに届くところで注ぐのをやめます。

最初に落ちたお湯は捨てましょう

お湯を「の」の字で注ぐとコーヒー豆が膨らんで蒸らされます。この状態で30秒置いたら、ちょっともったいないですが下に落ちたお湯は捨てます。このお湯にはコーヒーの雑味がぎゅっと詰まっているので飲まないほうがいいそうです。

中心にゆっくりと細くお湯を注ぎます

蒸らしが終わったら今度は真ん中一点に向かってゆっくりお湯を入れます。注ぐ勢いが強すぎてはお湯が循環しないのでNGです。コーヒーサーバーには1人分からメモリがついていますので、人数分の量に達したらお湯を入れるのをやめます。

プロが教えるハンドドリップ動画も

こちらの動画で、タリーズコーヒーのバリスタの方がハンドドリップの方法を教えてくれています。プロによる丁寧な解説で、とてもわかりやすいので参考にどうぞ。
【終わりに】
プアオーバーコーヒー(ハンドドリップ)の手順をご紹介しました。これでおうちでも、雑味のないすっきり飲みやすいコーヒーが淹れられます。温度や注ぎ方など、ちょっとしたポイントに気を配ればプロの味に近づくことが可能です。 慣れるまでは大変かもしれませんが、本格的なコーヒーを自宅で味わいたい方、ぜひ今年はハンドドリップを実践してみませんか?
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