量と種類

食事の量は、自分の手で持てるどんぶりくらいの量が理想です。 腹八分目を心がけ、げっぷが出たら食べるのをやめます。食べすぎるのは良くありませんが、食べなすぎるてもアグニを弱めます。 動物性タンパク質を過剰に摂ることを控え、良質なオイルとスパイス、新鮮な野菜を火に通し、全粒穀物とともにいただきます。生のものは消化が悪く、アグニを弱めてしまうのであまりおすすめしません。また加工食品、コンビニ食品、ファストフード、揚げ物、精製食品もアグニを弱めるのでおすすめしません。

グナ(性質)とラサ(味)

アーユルヴェーダではグナとラサを大切にします。 グナとは食べ物が持つ性質のこと。 軽さ、重さ、乾き、湿り、温かさ、冷たさの6種類があります。食べ物はこの6つのグナ(性質)に分けられ、ドーシャ(体質)のバランスを保つためにグナを考えながら食材を選んだり、味を決めたりしていきます。 ラサとは味のこと。 味覚には甘味・酸味・塩味・辛味・渋味・苦味の6種類があります。アーユルヴェーダではこの6つの味を一度の食事に取り入れます。
アーユルヴェーダの食事について理解できたでしょうか。 はじめは難しく感じるかもしれませんが、とてもシンプルな食事法です。少しずつ生活の中に取り入れていくことで身体もマインドも変化してきますよ。
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