目次
小見出しも全て表示
閉じる
キッチンの油汚れ、見て見ぬふりしてない?
年末が近づき、大掃除の季節がやってきましたね。
大掃除といえば普段は手が回らないような細かいところも掃除しなきゃいけないので、少し憂鬱な方も多いのではと思います。
中でも面倒なのがキッチン掃除!
1年分の油がこびりついたガスコンロや換気扇は、なかなか落ちない汚れとイライラしながら格闘……なんて方も多いのでは?
そこでぜひ使ってほしいのが、ホームセンターや薬局などで売られている「セスキ炭酸ソーダ」。油汚れに悩む方の救世主となるんです!
さっそく、詳しく紹介していきたいと思います。
「セスキ炭酸ソーダ」とは?
セスキ炭酸ソーダは、霧吹きタイプで販売されているものもありますが基本的には白い粉状のアルカリ剤です。その見た目は重層にも似ています。
長期間保存しておいても変色はしないのだそう。
“アルカリ剤”といっても、それほど強力なわけではありません。なので触れてしまっても手荒れの心配がなく、さらさらと水に溶けやすいのが特徴です。
しかし、重層では落としづらい油や血液の汚れも落としてくれるほど掃除には便利!
ところで、もともと霧吹きタイプのものならそのままでOKですが、粉の状態で購入した場合どのように使ったらいいのでしょうか?
分からない方も多いと思うので、あると便利な“セスキ液”の作り方をご紹介します。
セスキ液の基本の作り方
水とセスキ炭酸ソーダを混ぜれば出来上がりなのですが、バケツなどで混ぜてしまうと容器に入れ替える手間があるので、使う霧吹きにそのまま入れて混ぜることをオススメします。
水:100mlに対してセスキ炭酸ソーダ:1gの割合でよく混ぜてください。たったこれだけですが、強力なセスキ炭酸ソーダの完成です!
なお、セスキ液を作り置きする場合は直射日光・高温多湿の場所は避けて保存し、数か月を目安に使い切ってください。手荒れはしづらいセスキ炭酸ソーダではありますが、念のためゴム手袋をして使うようにしましょう。
キッチン周りにはセスキ炭酸ソーダ!
換気扇
油汚れといえば換気扇ですよね。ガスコンロとは違い「やろう!」と思わなければ手を付けない場所なので、久々に分解してみるとその汚れはすさまじいものです。
そんな換気扇はまず汚れた部分にセスキ液を振りかけ、こびりついた汚れを浮かせます。浮いたところを雑巾などで拭き取り、さらに水拭きをして綺麗にしましょう。
セスキ液を振りかけるだけでは汚れが浮かないとき、振りかけてからしばらく置いて拭いてみるといいかもしれません。また、セスキ液をキッチンペーパーなどに染み込ませて汚れた部分をパックしてから拭き取る方法もあります。
セスキ液を濃くしてみるのもひとつの方法ですが、その際は必ずゴム手袋をして手を守りましょう。
ガスレンジ・ガスコンロ
油が直接跳ねたりしてしまうガスコンロは、天板とゴトクに分けて掃除をします。
天板は、換気扇同様セスキ液を振りかけて汚れを浮かせてから、雑巾などで拭き取ればOK。拭き取ったあとは水拭きをしましょう。
ゴトクも基本は同じですが、セスキ液をバケツなどにためてその中に漬けておけば放っておくだけで汚れが落ちるので、忙しい大掃除中にはオススメです。
ステンレス製の食器や調理器具
せっかくの大掃除、キッチンだけでなく食器や調理器具も綺麗にしてみませんか?
ステンレス製のものであれば、セスキ液に漬けておくことで曇りがとれるんです。
水3リットルにセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯分溶かした少し薄めのセスキ液に、ザルや茶こし、スプーン、フォークなどを入れて煮沸します。それからブラシでこするとピカピカに!
アルミ製品にセスキ液を使ってしまうと黒ずんでしまう可能性があるので、アルミには使わないようにしましょう。
いかがでしたか?
大掃除にはとても重宝する「セスキ炭酸ソーダ」。ぜひあなたも入手して、あちこちのお掃除に役立ててみてください。
すぐに欲しいという方は、ネットでも購入ができますのでチェックしてみて。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング