ライター : あき

Webデザイナー / ライター

※本記事では、丸ごと冷凍された合鴨(下処理済み)の商品を紹介しています。パッケージから出したそのままの写真や、調理中の写真を掲載していますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

業務スーパーの「北京ダック」が安くておいしいと大人気

Photo by あき

「北京ダック」とは、こんがり焼いたアヒルの皮を削ぎおとし、ネギやきゅうりと一緒に皮に包んで食べる中国料理です。もともとは中国の宮廷料理であり、日本でも高級中華料理店で出てくるイメージなので、なかなか食べる機会がない人も多いのではないでしょうか。

その北京ダックが業務スーパーで購入できるのをご存じでしたか?1,500円以下でコスパがよいとSNSで話題なんです。しかも安くておいしいと聞けば、試してみないわけにいきませんよね。はたして話題の真相はいかほどなのか、本記事で実食レビューの結果をご報告します♪

業務スーパー「北京ダック」の特徴

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価格:1,338円(税込)
業務スーパーの北京ダックは、丸ごと冷凍された合鴨1羽が真空パックで入っています。下処理済みなので、調理方法は解凍後にオーブンで焼くだけ。時間はかかりますが手順は簡単なので、普段あまり料理をしない人でもオーブンさえあれば調理が可能です。

1袋の内容量は約1,000g。サイズはかなり大きく、縦の長さがちょうどボックスティッシュと同じぐらいでした。お店の北京ダックなら4~5人前、たくさん食べる家庭でも3人前は余裕でありそうです。

業務スーパー「北京ダック」は合鴨肉を使用

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原材料は中国産の合鴨肉です。本場の北京ダックにはアヒルが使われますが、合鴨を使用しているお店もたくさんあります。そもそも合鴨はアヒルと真鴨の交配種なので、アヒルに近い肉質なんです。本場の味にこだわらないのであれば、合鴨肉で十分満足できるでしょう。

パッケージの裏には、調理方法が記載されています。「カオヤーピン」と呼ばれる北京ダックを包む皮のレシピもあるので、興味がある人は北京ダックと一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

SNS・口コミの反応

  1. 皮がパリパリで身も味が付いていておいしい!
  2. 料理をあまりしない自分でもオーブンさえあれば作れた
  3. 予想以上に大きい!家族でワイワイ食べるのが楽しい

オーブンで60分!業務スーパー「北京ダック」の焼き方

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それでは、パッケージ記載の手順に従って調理していきましょう。冷凍の北京ダックはあらかじめ冷蔵庫で自然解凍しておきます。今回は調理する18時間ほど前から解凍しましたが、なにぶん大きいのでところどころ凍った部分が残っていました。

天板にオーブンシートを敷き、解凍した北京ダックの平らな面を上にして置きます。焼いている途中に北京ダックから脂が出てくるので、オーブンシートが途切れないよう敷き方に注意してくださいね。

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180℃に予熱したオーブンで片面30分焼き、一度取り出します。北京ダックから染み出てきた脂を全体にかけたあと、ひっくり返してまた30分程度焼きましょう。

筆者はパッケージ記載の「平らな面」がどちらなのかわからず、背中側から焼き始めたのですが、脂があまり染み出てきませんでした。ひっくり返してお腹側を焼くとみるみる脂が出てきたので、お腹側→背中側の順で焼くのが正解なのかもしれません。

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背中側の皮をパリパリに仕上げたかったので、染み出てきた脂をかけてから追加で少し焼きました。この時点ですでにおいしそうですよね。脂をかけてから焼くと、オーブンのなかでバチバチと脂がはじける音がずっとしていました。

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表面においしそうな焼き色が付き、皮がパリパリになったら完成です。こんがりと焼けた皮のパリパリ感が写真からも伝わってきませんか?

パッケージ記載の調理法にあるとおり、自然解凍したあとオーブンで60分程度焼けば、中心までしっかり火が通って生焼けも防げると思います。もし解凍時間が足りなければ、レンジで解凍するかオーブンの焼き時間を長くするなどして調整しましょう。

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左が脂をかけて焼く前で、右が脂をかけて焼いたあとです。写真で比べてみると、見た目にずいぶん差が出ますね。北京ダックは皮のパリパリ感が命!脂を塗り広げるのはやや面倒ですが、このひと手間で仕上がりが変わります。

ちなみに、ネット動画ではプロの料理人の方が中華鍋で調理をしていました。たっぷりの油をかけながら揚げるので、素人にはむずかしいかもしれませんが、自宅にオーブンがない人はぜひ参考にしてみてくださいね。

焼きあがったら食べやすくカットしてみよう

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北京ダックを扱うのは初めてなので切り方に悩みましたが、ネット動画を見ると背骨に沿って切るとのこと。参考にしながらカットしてみました。北京ダックは皮だけ出すお店と肉も食べるお店があるそうですが、ここでは皮と一緒に肉も少し削ぎ落しています。

今回はあらかじめカットしましたが、パーティーや家族で楽しむのであれば、丸のまま出した方が盛り上がるでしょう。みんなでワイワイ言いながらカットするのも、北京ダックならではの醍醐味ですね。

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カットした北京ダックを、ネギやきゅうりと一緒に盛り付けて完成です。タレはネットのレシピを参考に、甜麺醤・醤油・はちみつを混ぜて作りました。食べやすさを考えてひと口サイズにカットしましたが、もう少し大きくてもよかったのかもしれません。

余った骨で自家製鶏ガラスープづくり

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北京ダックの身がだいぶ余ったので、骨から剥がしてリメイク用にとっておきます。残った骨は、しょうがやネギと一緒に煮込んで鶏ガラスープを取りました。

1時間ほど煮込めば、白濁の濃厚な鶏ガラスープができあがります。家中がラーメン屋さんのような匂いになるので、換気をしながら煮込んでくださいね。
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