目次
小見出しも全て表示
閉じる
蛍が訪れた年にだけ製造される日本酒「語蛍」
三重県の老舗蔵元「元坂(げんさか)酒造」は、蛍が出現した年にだけ製造する日本酒「語蛍(かたるほたる)」を発売。2024年6月21日(金)より、オフィシャルサイトにて販売中です。
本記事では商品の概要をご紹介しつつ、誕生の背景に迫ります。気になる味わいやおすすめの飲み方もお届けします。
本記事では商品の概要をご紹介しつつ、誕生の背景に迫ります。気になる味わいやおすすめの飲み方もお届けします。
蛍が訪れる=水質がいいということ
蛍の生息にはきれいな水が不可欠。それは酒造りも同じです。
「語蛍」は、元坂酒造の取水地である宮川へ蛍がやって来た年にだけ製造されます。「蛍が訪れる=水質がいい」ということになるからです。
ラベルに押された日付けは、その年はじめて宮川で蛍が観察された日。2024年分の「語蛍」は、2023年6月7日に蛍の出現が確認されていますよ。
「語蛍」は、元坂酒造の取水地である宮川へ蛍がやって来た年にだけ製造されます。「蛍が訪れる=水質がいい」ということになるからです。
ラベルに押された日付けは、その年はじめて宮川で蛍が観察された日。2024年分の「語蛍」は、2023年6月7日に蛍の出現が確認されていますよ。
取水地「宮川」の水質
国土交通省による「全国一級河川水質調査」のデータによると、宮川は過去11回にわたり「水質1位」を獲得。自浄作用が高くて不純物も少ないため、蛍にとって理想的な環境といわれているのだそう。
「語蛍」誕生の背景
近年、メガソーラーの設置などで日本の里山風景が一変。過度な森林伐採により、水質悪化が懸念されている地域もあります。
それらは里山の生態系にも影響。夏の風物詩である蛍も、50年で10分の1ほどまでに減少しているのです。
「語蛍」は、日本酒造りにもホタルの生息にも欠かせない“水”の重要性を伝えるべく開発されたお酒。先祖から受け継いだ土地の味と日本の風景を後世へ語り継ぎたいという想いから、「語蛍」と命名されました。
それらは里山の生態系にも影響。夏の風物詩である蛍も、50年で10分の1ほどまでに減少しているのです。
「語蛍」は、日本酒造りにもホタルの生息にも欠かせない“水”の重要性を伝えるべく開発されたお酒。先祖から受け継いだ土地の味と日本の風景を後世へ語り継ぎたいという想いから、「語蛍」と命名されました。
モダンベトナム料理店「Ăn Cơm(アンコム)」の店長が監修
「語蛍」は、広尾にあるモダンベトナム料理店「Ăn Cơm(アンコム)」の店長、梅村 建之氏が監修。水本来が持つ“あまみ”をテーマに、現代的な味わいを目指して開発されました。
「Ăn Cơm」は、ミシュランガイドでビブグルマンを獲得したことのある名店。ベトナム料理と日本酒のペアリングを提案しているお店です。
「Ăn Cơm」は、ミシュランガイドでビブグルマンを獲得したことのある名店。ベトナム料理と日本酒のペアリングを提案しているお店です。
味わい・おすすめの飲み方
「語蛍」は、バラのように甘やかな香りと、ほのかなバナナのニュアンスが特徴。甘みが上品で、キメ細かくやわらかなテクスチャーを楽しめるといいます。
ここからは実際に「語蛍」を飲みながら、魅力をレポートしていきます。
ここからは実際に「語蛍」を飲みながら、魅力をレポートしていきます。
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
フード&ドリンクの人気ランキング