ライター : macaroni公式

三重県松阪市の人気グルメを紹介!

三重県の中央に位置し、歴史的な建造物や豊かな自然など魅力にあふれた松阪市。macaroniではそんな松阪市の名物を7回にわたって紹介中です。今回は数ある名産品のなかでも「あおさ」にフォーカス。

伊勢湾に接する松阪市では、あおさの栽培も盛んですよ。この記事では松阪産あおさの歴史や特徴、おいしい食べ方、ふるさと納税返礼品について紹介します!

三重県は「あおさ」の生産量全国1位

Photo by 松阪市

松阪産のあおさは「あおさのり」と呼ばれるもので、ヒトエグサ科ヒトエグサ属に分類される海藻。よく似た「青のり」や「あおさ」とは別物で、やわらかくヌルヌルした手触りが特徴です。

そんな「あおさのり」は生産量全国1位を誇る三重県の特産品!松阪市も県内2番目の生産量をもち、主要産地のひとつに数えられます。松阪以南の伊勢湾や英虞湾、熊野灘沿岸は波当たりがゆるく、穏やかな海域を好むあおさのりの生育にはぴったりなんです。

伊勢湾は水質日本一の宮川や木曽三川などから栄養豊富な水が流れ込み、太平洋からは黒潮が混じり合う豊かな漁場。好条件のもとで育った松阪のあおさのりは、特に濃い色合いをしていて、力強い味・香りが魅力です。

あおさの養殖〜製造工程

Photo by 松阪市

あおさのりは春から夏にかけて、海の石や貝殻にくっついて小さな状態からだんだんと育ちます。そして、仲間とくっつき合いながら「遊走子(ゆうそうし)」と呼ばれるものになります。

人間の手が本格的に加わるのは初秋ごろで、その時期になると海面に “のり網” を重ねて張ります。すると光に向かって泳いできた遊走子が、ちょうどいい高さの網にくっつき「種網」に。
その後は種網を波の静かな湾内に移動させて一面に張り巡らせ、芽を成長させる段階に入ります。晩秋から冬にかけて芽はどんどん育ち、1月ごろになると「青いじゅうたん」と呼ばれる網が伊勢志摩沿岸部で見られるように。

収穫がおこなわれるのは1~4月にかけてです。摘み取ったあおさのりは洗浄・脱水をしたあと、乾燥させ箱詰めされます。こうして全国にあおさのりが届けられるんですね。

栄養豊富!あおさの効果効能

Photo by 松阪市

あおさは成分の約40%が食物繊維。食物繊維には便通を整える作用のほか、食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロール値を下げたりする作用があります。

また牛乳の約8倍のカルシウムに加え、目や皮膚の粘膜を保護するビタミンAや、ストレスや病気に対する抵抗力を高めるビタミンCも豊富。赤血球の生成を助けるビタミンB12や、胎児の発育に欠かせない葉酸も多く含まれていますよ。(※1,2,3,4,5,6,7,8)

アレンジ無限!あおさのおすすめ使用方法

Photo by macaroni

あおさのりのもっともオーソドックスな食べ方は、みそ汁に入れること!さっと水戻ししたあおさのりを入れ、ひと煮立ちすればOKです。みそ汁だけでなく、和風・中華風・洋風といろいろなスープに使えますよ。

ほかにも酢の物にしたり、サラダに加えたり、炊き込みごはんや天ぷらにしたりと、アレンジの幅は無限大!パスタなど麺類に加えてさっと和えるだけでも、豊かな風味が楽しめます。どんな食材・料理にも合わせやすいので、ぜひ試してみてください。

あおさは松阪市のふるさと納税返礼品!

おいしくて使いやすく、栄養たっぷりなあおさのりは、松阪市のふるさと納税返礼品にもなっています!「伊勢海老のり」や「焼きのり」などとのセット品や、佃煮になった品など、さまざまな商品が並んでいますよ。まだ味わったことがない方は、ぜひふるさと納税を利用して取り寄せてみてください。

あおさを取り扱うふるさと納税サイトはこちら▼

松阪産あおさは力強い味・香りをもった名産品!

松阪産あおさは、濃い色合いと力強い味・香りが楽しめるのが魅力。汁物から副菜、メイン料理まで、さまざまな料理に使える万能さを持ち合わせています。自宅にあると何かと重宝する食材なので、ぜひふるさと納税を利用してお取り寄せしてみてくださいね。
【参考文献】
(2023/12/30参照)
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