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門前仲町「みかわ 是山居」の至高の天ぷら
一尾の車海老から二つの味を引き出す。胴からは海老の甘みを、頭からは香ばしい薫りを。胴の身はわずか23、4秒、頭はその何倍も揚げて、それぞれの持ち味を引き出します。
出典: msh.weblogs.jp
天ぷら職人・早乙女哲哉とは?
好きなアーティストに店をつくってもらい、 自分もアーティストとして料理をつくろう――。 そう決意したのは十七歳の時でした。
ひとたび揚げ場に立てば表情が一変。カウンターの客を前にしてもほとんど言葉を発することはなく、笑顔も愛想もみせない。そして、エビ、キス、ウニ、メゴチ、アナゴなど、黙々と最高級の素材を独特の衣にくぐらせては揚げていく。なかでも、秒単位のタイミングが要求される“貝柱のかき揚げ” を鍋に入れる直前には、その表情はさらに厳しさを増す。「俺は130才まで揚げ場に立ち続ける。天ぷらを究めるためには、まだまだ時間が足りない」と笑う早乙女。生涯を天ぷらにかけると決め、日々、天ぷらを揚げ続けている。
出典: news.ameba.jp
“すしの神様”「すきやばし次郎」小野二郎氏との絆
ITEM
二郎は鮨の夢を見る[DVD] / 洋画 (ドキュメンタリー)
¥2,423〜
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早乙女流「天ぷらを揚げる」極意
「天ぷらをつくる」ということ
例えば、キス。鍋に入れてから2分、全体に熱が通り、揚げたくなる頃合いだ。しかし、早乙女は揚げない。何度も何度もキスをひっくり返し、ギリギリまで水分を抜いていく。キスは水っぽい魚だけに、長く揚げることで余分な水分を抜ききり、素材本来の繊細な風味を浮かび上がらせるのだ。
一方、エビは、一転して短期決戦を仕掛ける。狙いは、エビの甘み。通常180度で揚げるところを220度まで火力を上げて、23秒前後で一気に揚げる。そうすることで中心だけはレアに保ち、また、温度を人間が最も甘みを感じやすいとされる45度に仕上げる。
出典: www.nhk.or.jp
料理は科学
「うまいね」って言われたらね、「そうやって作りました」って。
出来上がりも始まる前からわかってる。
自分の仕事がわかんないやつは、プロフェッショナルじゃない。
生まれ持った気の小ささのおかげで今の自分がある
人前にでるのが、苦手だった早乙女。その半生は、内なる弱さとの闘いだった。
人前で緊張し、汗が止まらず、慌ててトイレにはいった。それでも汗はとまらなかった。「俺は、とてつもなく弱い。」。こうなったら、開き直るしかないと、早乙女は考えを変えた。「俺は俺」。それ以来、最高の天ぷらを求めて、ひたすら揚げつづけた。
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