ライター : 島 六実

グルメライター / 元飲食店店長

1. 日光に行ったらまずはこれ!「ゆば料理」

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豆乳を煮たときにできる薄い膜を引き上げたものが「ゆば」です。日光のほかには京都が有名ですが、京都のゆばは一枚仕上げで、漢字にすると「湯葉」と書きます。日光のゆばは「湯波」と書き、厚みのある二枚仕上げで間に豆乳が残っているのが特徴です。

日光においてゆばは精進料理として、古くから食べられていました。現在はさまざまな料理にアレンジされていますが、まずは「ゆば懐石」をいただいてみて。生ゆばにわさび醤油をつけていただくと、絶品ですよ!

ゆばをたっぷり堪能できる「和み茶屋」

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日光でゆば料理をいただくなら「和み茶屋」がおすすめです。ランチ営業のみの人気店なので、可能ならば予約をした方がいいでしょう。古民家風の雰囲気ある内装で、ゆっくり日光ゆばを堪能していただけます。

メニューは「日光ゆば懐石膳」(税込2,300円)と「日光生ゆば懐石膳」(税込2,750円)の2種類。違いは生ゆばの有無ですが、とろとろの生ゆばはぜひ食べていただきたい品です。月ごとに内容が変わるので、いつ訪れても新しい発見がありますよ。
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2. できたてをパクリと「揚げゆばまんじゅう」

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日光にはゆばを使ったグルメが多く存在しますが、「さかえや」の「揚げゆばまんじゅう」は外せません。日光のゆばを生地に使用し、質のいい油でカラリと揚げた、ほかでは食べられないおまんじゅうです。

テレビ番組や雑誌で取り上げられることが多く、お土産品として大人気。せっかく日光に訪れたならば、揚げたてアツアツのうちにいただきましょう!

駅近でアクセス良好「さかえや」

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揚げゆばまんじゅうを販売している「さかえや」は、東武日光駅のすぐ目の前にあります。日光に到着してすぐに購入することも、帰りの電車の待ち時間に購入することもできる好立地で、観光客があとを絶ちません。

サクサクの衣に甘いあんこ、そしてトッピングされた塩がアクセント。お値段がリーズナブルで大きすぎないので、日光散策のおともにぴったりです。
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3. ふわじゅわ食感に夢中!「ゆば玉子焼き」

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ゆば玉子焼き(右),ゆばつくね(左)
日光グルメが気軽に食べられるとあって人気の「日光勇庵」。なかでも観光客の注文が多いのは「ゆば玉子焼き」です。

玉子焼きを作るときにゆばを一緒に巻き込んだ数量限定メニュー。これまで数々のテレビ番組に取り上げられています。だしの効いた味わいとふわっとした食感で、観光客の心を鷲掴みにしていますよ。

日光グルメが詰まってる!「日光勇庵」

Photo by @sabakozo

ゆば玉子焼きのほかにも、「ゆばつくね」や「牛タンコロッケ」など、食べ歩きできる気軽なグルメがたくさん。スイーツが食べたいときは、日光産完熟いちごを贅沢に使用した「けずりおとめ」を注文してみて。

店の前にはイートインスペースがあります。日光街道沿いにある店なので、購入したあとはぶらぶらと食べ歩きを楽しむこともできますよ。
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