ライター : china0515

フードアナリスト2級

日本初上陸!香港人気No.1米線スープヌードルレストラン

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香港で人気No.1※を誇る米線スープヌードルレストラン「譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)」が日本初上陸!日本1号店となる、新宿中央通り店が2022年3月31日(木)にオープンしました。現地の人の舌を唸らせる米線はなんと100万通りもの組み合わせがあり、自分好みの米線を楽しめますよ。

今回、macaroni編集部もオープンに先駆けてメディア試食会に参加してきました。気になるメニューをたっぷりとご紹介します。

※AC Nielsen HK Brand Index Tracking 2021 顧客満足度No.1

米線とは?

米線(ミーシェン)とは、中国雲南省特産の米と水だけで作られる麺のこと。もちもちとした食感が特徴で、香港でも広く愛される麺類です。

美食の街で愛される「譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)」

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日本初上陸を果たした「譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)」は、香港では毎年3,000万人以上※1が訪れるほどの人気チェーン。美食の街として知られる香港で、ミシュラン(ビブグルマン)を3年連続獲得しています。

「タムジャイサムゴ―」のサムは広東語で3番目、「ゴー」は兄弟という意味で、「タム家の3番目の兄弟」の意味とのこと。タム家の兄弟によって深水埗の永隆街1号にタムジャイ雲南麺の1号店をオープンし、オリジナルスパイシースープベースとクミンの鶏手羽で香港の麺ブームを起こし、香港中の辛いもの好きの人たちの心をつかんだのだそう。

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その後、創業者の1人であったタム・チャップ・クワン氏(タム家の3男)が2008年に「タムジャイサムゴ―」を立ち上げ、現在は香港・シンガポールにて85店舗※2を展開し、ミシュランガイド「ビブグルマン」でも3年連続で獲得するほど。ランチやディナータイムと行列が絶えない、若い人を中心に親しまれているレストランです。

※1タムジャイグループ合計の来客数(譚仔三哥と譚仔雲南の2ブランドの合計)
※2022年3月10日時点の店舗数、「タムジャイグループでは、『譚仔雲南米線』を合わせ香港、中国本土、シンガポールで172店舗を展開(2月末時点)」

日本1号店は新宿中央通り店にオープン

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日本1号店となる新宿中央通り店は新宿駅からも近いため、日本でも列ができるほどの人気店になりそうですね。

お店の外観は、米線とお椀に見立てた窓のネオンがきらびやかに光っていて、ここだけ日本ではないような雰囲気が感じられました。

厨房で作っている様子が見えてライブ感あり!

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店内に入ると中で調理しているところが見えるキッチンが。日本ではまだなじみがほとんどない米線を目の前で調理しているようすは珍しく、思わず見入ってしまいました。

現地の街並みを想わせるネオン調の店内

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店内にもネオンが輝いていて、明るく開放的。麺専門店は女性1人だとなかなか入りにくいお店も多いところ、1人でも利用しやすそうな雰囲気ですよ。

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2階席もあり、ゆっくりと食事を楽しむことができます。1階とはまた違った雰囲気で過ごせますよ。

スープや具材をカスタマイズ!その組み合わせは100万通り

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自分好みにカスタマイズして楽しむのが、譚仔三哥(タムジャイサムゴー)のスタイル。スープ、辛さ、トッピングを選んで、自分だけの1杯を楽しめます。

麺は米と水で作られているため、グルテンフリー。もちもちと食感がよく、やさしい味わいはどんなスープでも相性がいいですよ。

主役のスープは合計で6種類

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なかでもベースになるスープはタムジャイサムゴ―1番のこだわりが詰まっています。「麻辣(マーラー)」、「番茄湯(トマト)」、「清湯(クリアスープ)」、「煳辣(ウーラー)」、「酸辣(サンラー)」、「三哥酸辣(サムゴーサンラー)」の6種類の中から選びます。

選べる辛さは10段階!

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辛さは10段階から選択可能!基本となる「5小辣」からピリ辛なスープなので、初心者さんは辛さがもっとも抑えられた「10小辣」がおすすめ。

なお、数字が小さくなるにつれて辛さが増していきます。現地香港では「10小辣」と「5小辣」が人気とのこと。また、辛いのが苦手な人は「清湯(クリアスープ)」、「番茄湯(トマト)」がおすすめですよ。

激辛好きのための裏メニューもある!?

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奥から手前に向かって「中辣」、「大辣」、「特辣」
「もっと辛くしたい!」という人は「中辣」、「大辣」、「特辣」に挑戦してみてもいいかも⁉ スパイスの辛さなので、あとからジワジワときますよ……。私も挑戦してみましたが、特辣は辛みのなかに苦みのような複雑な風味を感じられましたね。

「特辣の2倍」という裏メニューもあるとか……?

25種類の豊富なトッピング。香港の人気TOP3は?

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野菜、肉、魚、きのこ類などトッピングは全部で25種類!いろいろトッピングしたくなるラインアップです。香港では「鶏むね肉」、「豚バラチャーシュー」、「豚ひき肉炒め」が人気トッピングなのだとか!「

いかボール」や「フィッシュボール」、「三角揚げ」は香港本国から輸入されるため、より本場の味を楽しめますよ。

※輸入状況により一部商品4月以降提供の可能性あり

パクチーは日本限定トッピング

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150円(税込)
女性人気の高いパクチーは日本限定トッピングとのこと……!パクチー好きは、ぜひトッピングしてみてくださいね。

1. 香港で人気No.1「麻辣(マーラー)」

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610円(税込)+牛赤身肉 190円(税込)、パクチー 150円(税込)
花椒(ホアジャオ)オイルとチリパウダーの辛さと痺れを楽しめる「麻辣(マーラー)」。香港で1番人気の麻辣は、辛さのなかにコクと旨みも味わえるのが特徴です。

辛さと旨さが同時に押し寄せるスープ

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辛いのが好きな人はまずはコレ!といえる必食メニュー。コク深いスープは辛さのレベルを上げるほど痺れるおいしさを楽しめます。

2. とくに女性から支持される「番茄湯(トマト)」

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670円(税込)+ベビーホタテ 110円(税込)、牛赤身肉 190円(税込)
とくに女性人気が高いという「番茄湯(トマト)」。トマトの甘さと酸味が効いたトマト風味のスープです。タムジャイ自慢の “驚きのトマト” は、実際に食べた編集部メンバーも絶賛!

トマトの甘酸っぱさがクセになる

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口に入れた瞬間に感じられるトマトのフレッシュな甘みと酸味。この1杯にトマトの旨みがギュッと詰まっていて、全体的にバランスも絶妙です。どちらかというと、トマトの甘みが強めなので、辛党の人は思い切って辛みをプラスしてもいいかも♪

3. 王道の「清湯(クリアスープ)」

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550円(税込)+鶏むね肉 150円(税込)、まいたけ 110円(税込)
すべてのスープのベースとなっている「清湯(クリアスープ)」。なめらかな口あたりで、濃厚なうまみがたっぷり詰まっています。

辛いのが苦手な人も食べやすい

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スッキリとした味わいながら、コクがありギュッと濃縮された旨みが詰まっていますね。辛さはないので、辛いのが苦手な人でもおいしくいただけますよ。

4. 食欲を掻き立てる「酸辣(サンラー)」

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610円(税込)+ベビーイカ 150円(税込)、しいたけ 110円(税込)
酸味と辛みのバランスが取れた、食欲をそそる「酸辣(サンラー)」。このバランスが重要なため辛さの選択はできませんが、もとから5小辣ほどの辛さを楽しめます。

こだわりの辛さと酸味のバランス

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酸味のキレのある味わいを感じたあと、すぐにピリッと辛みが広がります。深みがありながら、後味はさっぱりとしていますよ。

5. 焦がしスパイスが印象的「煳辣(ウーラー)」

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610円(税込)+うずらの玉子 90円(税込)、油あげ 90円(税込)
焦がしスパイスが広がる「煳辣(ウーラー)」。タムジャイサムゴ―でしか味わえない香りと風味は一度食べたらやみつきになりますよ。

カレーのよう…不思議なスパイス感にハマる

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深みのあるスープは、カレーのようなスパイスの香りと際立つ酸味が特徴的。さらっとした口当たりで、意外にもさっぱりと食べられました。

6. 現地っぽさ全開「三哥酸辣(サムゴーサンラー)」

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670円(税込)+豚バラチャーシュー 190円(税込)、チンゲン菜 110円(税込)
中国酢の酸味、辛みをしっかりと味わえる「三哥酸辣(サムゴーサンラー)」。筆者個人的には6種類のなかでもっとも、現地で食べているかのような独特な味わいだと思いました。

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口に入れた瞬間、辛みと酸味がググッと押し寄せます。コクとスパイシーなスープで香りもよく、風味豊か。アジア料理特有の風味が好きな人、辛さを楽しみたい人におすすめです。

具材マシマシ!過橋米線(クロスブリッジミーシェン)

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クリアスープ 1,100円(税込)/ マーラー、ウーラー、サンラ― 各1,160円(税込)/ トマト、サムゴーサンラ― 各1,220円(税込)
肉、香港直送の海鮮、そのほか野菜など計25種類をトッピングした具材増し増しの「過橋米線(クロスブリッジミーシェン)」もあります!トッピングの量が多いので、かなり満腹になりますよ。

日本限定の一品料理も!おすすめのサイドメニュー4選

1. 現地でヒット「湖南土匪雞翼(トーフェイ・チキン)」

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3個 380円(税込)/ 5個 550円(税込)
タムジャイサムゴーの1番のおすすめ一品料理「湖南土匪雞翼(トーフェイ・チキン)」!香港で商標登録をしているほどの人気料理で、門外不出のレシピで仕上げられています。

パリッとした皮目には、やみつきになるスパイスがたっぷり。やわらかい肉質で、噛むほどに旨み、甘みが増します。おつまみ感覚でパクパクとつまめますよ。

2. 日本限定「香醋芝士鮮原茄(丸ごとトマトの黒酢ソース)」

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350円(税込)
日本限定メニューの「香醋芝士鮮原茄(丸ごとトマトの黒酢ソース)」。フレッシュなトマトの甘みと、黒酢ソースのコク深い酸味が相性抜群。さっぱりと食べられるので、米線の箸休めにうってつけ。

3. 日本限定「涼拌芥末菠菜(ほうれん草のマスタードソース)」

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300円(税込)
日本限定の一品料理です。さっぱりとしたほうれん草に、まろやかな辛味のマスタードソースが合いますよ。一度食べたらとまらなくなる、クセになる味わいですね。

4. パンチ力抜群「蒜泥白肉(豚バラチャーシューにんにくのせ)」

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小 550円(税込)/ 大 950円(税込)
豚バラチャーシューにたっぷりとニンニクソースをかけたひと品。豚バラの脂身の甘みがニンニクの辛みをまろやかにさせます。相性のいい組み合わせで、お酒にも合いますよ。

香港スタイルのドリンクも充実!「檸檬茶(香港レモンティー)」

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アイス・ホット 280円(税込)
タムジャイサムゴー独自ブレンドのティーベースで仕上げた、香港スタイルの「香港レモンティー」。4枚のスライスレモンをつぶしながら自分好みの酸味で飲むのが、香港スタイルとのこと!さわやかな香港レモンティーは、スパイシーな米線との相性も抜群です。

何度でも訪れたくなる楽しさとおいしさ

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この度日本初上陸した「譚仔三哥米線」では、香港そのものの香りと味を楽しめました。現地でしか味わえなかった味を日本でも楽しめる喜び、そして種類豊富なメニューから選べる楽しさがありました。

スープからトッピングまで種類が多いため、何度でも訪れたくなりますね。現地で行列ができ、チェーン展開されているのも納得できます。新宿を訪れる際は、ぜひチェックしてみてください。

店舗概要

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