5. 見直し時期を決めておく

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「賞味期限のある食品はどうしても見直しが必要です。賞味期限を見逃していた、いつの間にか食べきっていてストックがなくなっていた……なんてこともあります。見直しをすることで食品ロスすることなく、上手に管理ができますよ。

最低でも、キッチンの食品ストック(日常的に使う、賞味期限が短めの食品)は約1カ月に1回ほど、別の場所に保管している食品ストック(比較的賞味期限の長い食品)は、年2回見直しをしましょう。年2回だと忘れそうになるので、私は東日本大震災があった3月と、防災の日が制定されている9月に見直すと決めています。

見直したときに発見した期限が切れそうな食品は、キッチンのバックカウンターに置いておき、数日以内に消費して新しいものを買い足すというサイクルにしています」

6. 大量の水は賢くサイクルさせる

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「水は災害時、とても貴重。飲み水や調理用だけでなく、手洗い、洗い物、トイレ、入浴など生活用水で想像以上にたくさんの水を使用します。

スーパーで売っている国産のミネラルウォーターは賞味期限が1~2年程度で、手軽に購入でき価格もお手頃。一方、スーパーで売っているミネラルウォーター以外に、5年、7年ほど保存ができる長期保存水があります。長期保存水はコストは高めですが、長い期間管理不要というメリットがあります。

どちらにもメリットデメリットがあるため、水のローリングストックでおすすめなのは、半分ずつ備えること。我が家では、スーパーの水は消費しやすい夏場に使用してローリングストックしています。

また、一気に賞味期限が切れて消費に追われないよう、購入時期は少しずつずらしましょう。無理のない管理で習慣化しやすくなります」

7. 日用品のローリングストックも忘れずに

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「ガスボンベやカセットコンロがあれば、ライフラインが止まっても調理ができます。使用量や人数、使用時の気温により変動しますが、まずは1日1本を目安にして備えておきましょう。カセットコンロやガスにも使用期限があるので、こちらも食品とあわせて見直しが必要です。

そのほか、ラップやアルミホイル、袋類なども少し多めにストックしておくと安心!ペーパー類は、買い占めが起こると不足しがちな商品です。普段から1カ月分は自宅にあるようにローリングストックしておきましょう。

さらに、マスクやウェットティッシュ、消毒用のアルコールなどの衛生用品から、生理用品、赤ちゃんがいるご家庭ではオムツまで、常に在庫が1パック分あるのが望ましいです」

どのくらい備えがあればいい?世帯ごとの目安

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1~2人世帯の備え(大人のみ)

「1~2人世帯の備え一週間分を想定した場合、水は大人1人あたり最低3Lは必要なので、大人2人なら42Lは備えておきたいところです。食品も、普段食べ慣れているものを中心に一週間困らないストックを考えてみてください。

日中は仕事で家にいないという方は、職場に3日分程度の水や食料、スニーカーを置いておくなどの備えをしておくとよいです。外出が多い方は、飲み物やちょっとしたおやつ、モバイルバッテリーなどを持ち歩くよう意識しましょう」

1~2人世帯の備蓄量 目安

・水:1人1日3L×2人×7日=42L
・食料:1人1日3食×2人×7日=42食
・カセットコンロとガス:1本×7日=7本が目安
・非常用トイレ:1日1人5回使用×2人×7日分=70回分
・灯りと電池:灯りは各部屋に最低ひとつずつ、枕元にも置く。電池の備えも必要
・情報:非常時に情報が得られるようにラジオとイヤホンを準備
・そのほか:通勤通学で外出する機会が多い方はモバイルバッテリーの準備、日用品も数週間は困らないストックを
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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