ライター : macaroni_press

環境や人々の健康・美容への貢献を目指す築野グループ

Photo by 築野食品工業株式会社

「食糧の安定供給が図れる事業で社会に貢献したい」という思いで事業をスタートした築野食品工業 。貴重な植物資源である米ぬかを無駄なく使い切ることを目標に、こめ油をはじめ、さまざまな食品原料、医薬品原料、化粧品原料、化学品などの開発をしています。未利用・低利用の資源の循環型有効活用を推進した、人々の健康と美容、 環境に貢献できる身近な米ぬか由来商品を生み出すことは、サスティナブルな生活に繋がる一助になると信じています。

貧困、飢餓、資源枯渇、地球環境問題がクローズアップされ、世界一丸となって「SDGs」に取り組む今、築野グループはこれまで蓄積してきた技術を更に応用展開し、研究開発努力を続けています。研究開発・製造・物流・販売など事業活動のあらゆる段階において、品質・環境・安全を最優先事項として取り組んでおり、それらの事業活動が「SDGs」で定められている17項目のうち13項目推進のための取り組みであることから重要性を再認識。現在の築野グループのSDGs推進に向けた取り組みについての動画が公開されています。

築野グループのSDGs推進に向けた取り組み

Photo by 築野食品工業株式会社

こめ油製造事業に関わるSDGsの目標に沿った取り組み概要を紹介します。

目標 2:飢餓をゼロに

米ぬかを、肥料や飼料ではなく「食」の用途で利用することは、貧困や飢餓を軽減することにつながると考えます。

目標 3:すべての人に健康と福祉を

米ぬかに含まれる成分の研究開発を推進。それらの成分の健康促進への効果や生活習慣病の予防、がん予防・治療における作用機構も報告されて おり、疾病予防への貢献につながります。

目標 12:つくる責任 つかう責任

こめ油やファインケミカル製品はすべて、天然資源である米ぬかおよび植物由来のカーボンニュートラルな原料で精製。また、使用済み食用油や非食用油を有効利用し、リサイクル事業にもつなげています。

生産工程で発生する産業廃棄物を最大限に活用し、工場の燃料として有効活用するなど、ゼロエミッションへの挑戦もおこなっています。また太陽光発電をおこなっています。

目標 17:パートナーシップで目標を達成しよう

築野食品工業では国際シンポジウムを企画し、世界のコメ生産国、消費国の架け橋となっています。また、国際展示会への参加を通じて海外との交流を強化。さらなる米研究の発展と、人々の健康や環境への寄与を目指しています。
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