ライター : tanukimaru

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森のキャビア?「フィンガーライム」

別名「キャビアライム」または「ブッシュキャビア」などとも呼ばれるフルーツ「フィンガーライム」をご存知ですか? その光沢のあるルックスとプチプチの食感がキャビアに近いことから森のキャビアとも呼ばれています。
果実の見た目が指に似ていることから「フィンガーライム」という名前がついています。 元々オーストラリアの原住民である「アボリジニ」の間で古くから食されており、オーストラリア国内ではジャムの原料として昔から使われていました。
しかし近年その美しい光沢に目をつけたオーストラリアの料理人が料理の付け合わせに使い始めたことから少しずつ注目され始め、その人気は世界に拡大。

今では美食大国フランスで需要が高まってきたことに伴い、高級食材となっています。
フィンガーライムの特徴は美しさと食感。 白、赤、緑など色とりどりの果肉は、料理に彩りを添えるのにピッタリ。また、プチプチの食感は口に入れたときのアクセントになります。
フィンガーライムは主に魚介の付け合わせとして使われることが多いそうです。

粒を潰さなければ味も匂いもしないため、カルパッチョなどのアクセントにピッタリ♪
こちらはマグロとアボカドのタルタルにのせたフィンガーライム。

アボカドのまろやかさとプリプリでコクのあるマグロ、そこにフィンガーライムのプチプチと酸味が最高にマッチするのは間違いないでしょう!
こちらはナッツタルトにフィンガーライムをのせたもの。

見た目がキレイなのでパーティーシーンにもピッタリですね♪ クラッカーにキャビアをのせるように、フィンガーライムをのせるスタイルが定着しそうです。
また、フィンガーライムはタピオカのように水に沈む性質を持っているため、シャンパンやカクテルに入れるととても美しく仕上がります。

噛めばプチっとライムの果汁が弾けるおしゃれなドリンク。これは試したい!
フィンガーライムは未だ栽培量も少なく、しかも蔓といっしょに鋭い棘が生えるので収穫も困難。

そのため需要に対して供給が追いつかず、今は高級食材として取引されているようです。そのため日本では中々手に入らない希少な食材です。

しかし欧米でもっと需要が拡大すれば生産量も増え、収穫の問題も解決されるはず!さらなるブームを願いましょう!
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