ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

カレーが健康にいいって本当?

カレーはクミンやコリアンダー、カルダモンなど、さまざまなスパイスを使って作りますが、実はスパイスにはさまざまな体に嬉しいはたらきがあるんです。

消化や血流などにはたらきかけるほか、健康の維持に役立つ作用も……!スパイスカレーを食べることで期待できるメリットを詳しく見ていきましょう。(※1)

スパイスカレーの効果効能

効果効能

  1. 食欲増進
  2. 消化を助ける
  3. 活性酸素を体から取り除くはたらき
  4. 脂肪の燃焼を促す
  5. 血流をよくする
  6. 二日酔い対策
  7. 腸内環境を整える

食欲増進

カレーに使われるスパイスのうち、クミンやコリアンダー、オールスパイスは食欲増進に役立ちます。特にコリアンダーは西洋では消化器系の家庭薬としても使われていますよ。(※1)

消化を助ける

カレーに使われるクミンやカルダモン、スターアニスといったスパイスには、消化を助けるはたらきがあります。

特にカレーに欠かせないクミンは、クミンアルデヒドという成分が体内の消化酵素を活性化させることで消化に役立ちます。漢方医学では胃薬として利用されていますよ。(※1,2)

活性酸素を体から取り除くはたらき

ターメリックに含まれるクルクミンというポリフェノールや、カレーの香り付けに使われるシナモンは、抗酸化物質として活性酸素を体から取り除くはたらきがあります。

活性酸素は年齢やストレスを要因として増加しますが、抗酸化物質が活性酸素から体を守ることによって、老化や病気の対策になりますよ。(※1,3,4)

脂肪の燃焼を促す

カレーの香り付けに欠かせないクミンには脂肪の燃焼効率を高めるはたらきがあります。

またカレーに辛みをプラスするのに使えるスパイスがレッドペッパーです。レッドペッパーに含まれる辛み成分のカプサイシンは、体脂肪を燃焼させて体をあたためます。代謝を上げ、太りにくく痩せやすい体作りに役立ちますよ。(※1,2)
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