ライター : mayo

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

【健康】カレーの効果効能

胃の健康保持

スパイスに含まれている辛味成分「カプサイシン」には、胃液の分泌を抑える作用が認められています。動物を用いた実験では、胃の粘膜を保護する作用も見られていますが、大量の摂取は逆に炎症を起こすおそれがあるので、摂取量には注意しましょう。(※1)

二日酔い対策

カレーに含まれるスパイスのひとつ「ターメリック(ウコン)」には、「クルクミン」という成分が入っています。このクルクミンはアルコールの代謝を促す作用が期待できます。(※2)アルコールの代謝がスムーズにおこなわれれば、二日酔い対策につながりますね。

【美容】カレーの効果効能

美肌効果

お肌の天敵となるシミ・しわですが、これらは「活性酸素」という成分が大きく関わってきます。シミのもととなるメラニン色素は、活性酸素が原因物質のひとつ。また、しわを抑えるヒアルロン酸やコラーゲンは、活性酸素によって減少してしまうことが分かっています。(※3)

ターメリックに含まれる「クルクミン」には抗酸化作用が認められており、活性酸素の動きを制限する作用が期待できるんです。(※3)

ダイエット効果

カレーに含まれるスパイスのひとつ、唐辛子には、「カプサイシン」という成分が含まれています。言わずと知れた辛味成分ですよね。そんなカプサイシンを摂取すると、アドレナリンという物質が分泌され、脂肪の代謝が促進されます。(※1)

結果、より脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエットに役立ちますよ。
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