ブドウ品種で選ぶ

ドイツワインはブドウの品種がさまざまあります。白ワインでは「リースリング」や「ミュラー・トゥルガウ」などの約13種類。赤ワインでは「シュペートブルグンダー」や「トロリンガー」などの約8種類です。生産されている環境によって風味が異なることもありますよ。ブドウ本来の酸味や香りがあるので、好きなブドウ品種のワインを飲み比べてみるのもおすすめです。

味わい(甘いか辛いか)で選ぶ

同じブドウ品種を使っていても、味わいはさまざま。ドイツの白ワインによく使われる「リースリング」では、以下の4つの味わいがあります。
極甘口(ズース)
・甘口(リープリッヒ)
・半辛口(ハルプトロッケン)
・辛口(トロッケン)

ドイツワインの約7割は辛口ですが、甘口はフルーティーで飲みやすいので、女性や初心者におすすめです。

産地で選ぶ

ブドウの産地で選ぶのもおすすめ。気候の違いや地質の違いによって、ブドウの味わいやワインの風味が少しずつ異なります。高品質のワインや貴腐ワインを造っている産地もあれば、ポピュラーで飲みやすいワインがたくさんある産地もあります。

ドイツの13地域内で生産され、補糖されていないものは「プレディカーツヴァイン」、補糖されたものは「クヴァリテーツヴァイン」とされています。さらに、13地域以外の26地域のブドウを使用したものが「ラントヴァイン」、ドイツ国内のブドウを使ったものが「ドイッチャーヴァイン」と呼ばれていますよ。

格付けで選ぶ

ドイツワインには味わいや品種のほかに、等級があります。産地とブドウの果汁糖度による品質を格付けしたもので、「プレディカーツヴァイン」は6種類に分類されています。

果汁糖度の高い順に、「トロッケンベーレンアウスレーゼ」・「アイスヴァイン」・「ベーレンアウスレーゼ」・「アウスレーゼ」・「シュペートレーゼ」・「カビネット」という等級です。ボトルラベルに記されていることが多いので、確認することができますよ。

ほかにもブドウ畑の等級として、「グローセラーゲ(特級畑)」・「エアステラーゲ(1級畑)」・「オルツヴァイン(村名ワイン)」・「グーツヴァイン(エステートワイン)」という格付けがされているものもあります。

好みや料理に合ったテイストで選ぶ

味わいが豊富なドイツワインは、料理に使うのもおすすめです。辛口ワインは特に、ビーフシチューやハンバーグなどの煮込み料理のコクを出すのにぴったり。極甘口のワインは、ディナーやデザートと一緒に飲むのはもちろん、リキュールやジュースを入れてカクテルにするのもいいですね。

そのまま飲むだけではなく、さまざまな使い方・飲み方があるので、料理や味の好みに合うものを選ぶといいでしょう。

ドイツワインのおすすめ銘柄10選

1. ファルケンベルク「マドンナ アウスレーゼ」

ITEM

ファルケンベルク「マドンナ アウスレーゼ」

¥2,624〜

内容量:750ml アルコール度数:10% 使用ブドウ品種:ミュラー・トゥルガウ 、リースリング 、ケルナー、ジルヴァーナーなど 産地:ラインヘッセン タイプ:白ワイン 味:甘口

※2021年4月22日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ラインヘッセン地方にある、歴史の深いファルケンベルク社の甘口白ワイン。多種類のブドウを使う、アウスレーゼ等級の上級な一本です。リンゴの蜜のようなフルーティーな甘みと、やわらかいのどごしが特徴。食後のデザートワインとしておすすめですよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ