ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

信州名物「おやき」とは

長野県、信州の名物である「おやき」という食べ物をご存じですか。もちもちとした生地にたっぷりの具が詰まった、おまんじゅうともまた違う、豚まんでもない長野県のご当地グルメです。 そんなおやきですが、長野県民はもちろん、どこか昔懐かしい味わいのおやきに夢中になる方が続出中なのだとか。今回は、おやきを食べることができる長野県内の名店にくわえ、インターネットでも注文できる商品をご紹介させていただきたいと思います!ぜひお気に入りのおやきを見つけてくださいね♩

別名「やきもち」

おやきとは、長野県の郷土料理として知られおり、小麦粉、蕎麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で小豆、野菜などで作った餡を包んで焼いた食べ物です。形は円形で、おまんじゅうを平べったくしたような形状です。お店や地域によって多少違いはありますが、直径10cm程度のものが一般的です。 他にも「焼き餅(やきもち)」と呼ばれることがあり、かつては長野県北部の北信地方でよく作られていました。

おやきの種類

おやきの具の種類はさまざまですが、一般的には山菜で作られた餡が有名です。長野県の名物である野沢菜漬けや、ナス、きのこ、かぼちゃ、切り干し大根などを味噌やしょう油で味付けしたものを皮で包んであります。おまんじゅうのような見た目をした総菜パンのようなイメージでしょうか。

長野のおいしいおやきの店5つ

それでは、おやきの本場である長野に行ったら立ち寄りたいおやきの名店を5店舗をご紹介します。どれもそのお店ならではの魅力あふれたおやきを取り揃えており、なかには行列必須のお店もありますよ!

1. さかた菓子舗

松本市から安曇野市に移転した「さかた菓子舗」。長野に行ったら必ずここには立ち寄る、という常連のお客様も多い名店です。北アルプスの見える雄大な土地にあり、新しい古民家風の平屋は、タイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。

おやき

さかた菓子舗さんは行列必至の人気店で、昼前には売り切れになっていることも。種類は野沢菜、やさい、ひじきくるみ、おぐらなどさまざまで、もちもちとした皮にぎっしりと具が詰まっています。特に人気なのは野沢菜。絶妙な味付けで食が進みます。
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